佐々木朗希は「60%がゾーン内に入っていた」課題の“制球力”が改善 勝ち投手の権利目前で降板も次こそメジャー初勝利を

2025年4月6日(日)16時0分 ココカラネクスト

佐々木朗希は今季3度目の登板で制球力の改善が見られた(C)Getty Images

 ドジャースの佐々木朗希が現地時間4月5日(日本時間6日)、敵地でのフィリーズ戦に先発登板し、メジャー最長となる5回途中68球3安打4奪三振1失点の内容だった。

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 今季3度目の登板でメジャー初勝利はつかめなかったものの、2度の登板に比べて明らかに課題をは修正されていた。

 『MLB公式サイト』は「ササキは2度の先発ではコントロールに根本的な問題があった。合計9人の打者に四球を与え、厄介なスプリットで相手打者にスイングを誘うのに苦労した。ストライクは投球のわずか49%だった」としたが、この日は「68球中41球(60%)がゾーン内に入っていた」と、制球力の改善が見られたと伝えた。

 立ち上がりは連打を許すなど一死二・三塁とピンチを招いたが、1点のみに抑えた。大崩れはせず、直後にキケ・ヘルナンデスの2ランで逆転してもらうと、2回、3回は三者凡退に切って取った。

 メジャー最長イニングとなる4回に突入し、この回も無失点に抑えた。5回は四球と安打を許すと、勝ち投手の権利目前でマウンドを降りた。

 制球力が良かったことについて佐々木は「技術的なことだと思う」とし、「前回はストライクを取ろうと思って取れなかった」というが、下半身の使い方などを修正して改善が見られたという。

 次回登板に希望が持てる投球内容だった佐々木。次こそメジャー初勝利を手にしたいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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