大谷翔平への申告敬遠で場内騒然 13号先頭弾&マルチ安打で好調維持、山本由伸5勝目権利

2025年5月15日(木)13時31分 スポーツ報知

◆米大リーグ ドジャース—アスレチックス(14日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が14日(日本時間15日)、本拠地・アスレチックス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、1点リードの8回1死二塁で迎えた5打席目は申告敬遠で出塁し、場内は騒然となった。

 1回表は先発の山本由伸投手(26)が2者連続三振を奪うなど3者凡退の好発進。すると大谷はカウント1—1からの、先発右腕・ホグランドの3球目捉えた。91・2マイル(約146・8キロ)スライダーをはじき返すと、打球速度108・2マイル(約174・1キロ)、打球角度28度、飛距離403フィート(約123メートル)で右翼席に一直線。4試合ぶりの本塁打となる13号先頭弾で先取点をたたき出した。山本がマウンドにいるうちに放った今季初の援護弾にもなった。

 先頭弾は4月29日(同30日)の本拠地・マーリンズ戦以来今季3発目で、メジャー通算15発目。本塁打は9日(同10日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦以来4試合ぶりで、5月は12試合目ながら早くも6発目となった。アスレチックス戦は、20本目の本塁打で、対戦球団別ではレンジャーズの21本に次ぐ多さにもなった。

 2回には先頭のパヘスも左翼席へ7号ソロ。2死一塁で2打席目を迎えたが、外角のチェンジアップを捉えきれずに二ゴロに倒れて2打席連続弾とはならなかった。直後の3回には山本がソダーストロムに10号2ランを浴びて追いつかれた。その後、一時逆転されたが5回に先頭の金慧成(キム・ヘソン)が右翼へメジャー1号の同点ソロ。次に打席に立つ大谷は拍手で出迎えた。続きたい大谷だったが初球に反応したが二ゴロに倒れた。6回には2死一塁で代打・ロハスが右中間へ適時二塁打を放って勝ち越し。大谷も三塁への内野安打で続いたが、ベッツが凡退して追加点とはならなかった。6回まで4安打3失点で抑えた先発の山本は5勝目の権利をつかんで降板した。

スポーツ報知

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