マンCがアトレティコの堅守を打ち破り先勝!

2022年4月6日(水)6時8分 サッカーキング

 チャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝1stレグが5日に行われ、マンチェスター・シティ(イングランド)とアトレティコ・マドリード(スペイン)が対戦。マン・Cは、最前線の中央にベルナルド・シウバを配し、左サイドバックにはアケを選択。対するアトレティコは「5−3−2」でアントワーヌ・グリーズマンとジョアン・フェリックスを2トップに据えた。

 試合は立ち上がりからホームのマン・Cがボールを保持し、アトレティコがカウンターを狙う戦前の予想どおりの構図となる。マン・Cは9分にジョアン・カンセロがミドルシュートを放ち、12分にはボックス内からケヴィン・デ・ブライネがシュートを狙ったが、いずれも自陣不覚でブロックを敷くアトレティコの守備網を脅かすには至らない。
 
 その後もマン・Cがボールを保持し続けたが、決定機を作れぬまま前半は終了。70%を超えるボール保持率を記録したが、2トップのグリーズマンとジョアン・フェリックスが両サイドをケアして「5−5」の2ラインでボックス周辺を固めるアトレティコの守備を崩すことができなかった。

 迎えた後半、マン・Cはベルナルド・シウバを左サイドに配し、左サイドにいたスターリングを中央へ。すると47分、左サイドのベルナルド・シウバからボックス中央のイルカイ・ギュンドアンにパスが入り、シュートまで持ち込むもわずかに枠を外れた。55分にはゴール正面の位置でFKを獲得し、デ・ブライネがゴール右下を狙ったがGKオブラクに対応された。

 拮抗した試合展開の中で先に動いたのはアトレティコ。60分に3枚代えを敢行し、ロドリゴ・デ・パウル、アンヘル・コレア、マテウス・クーニャを送り出す。これに対してマン・Cも68分に、ガブリエル・ジェズス、フィル・フォーデン、ジャック・グリーリッシュの3選手を投入。すると、投入されたばかりのフォーデンが違いを作り出した。

 マン・Cは70分、ゴール正面やや右、ライン間でボールを受けたフォーデンがDFに囲まれながらも、DFの股を間を通すスルーパスをボックス右のデ・ブライネへ送り、DFと入れ替わったデ・ブライネが冷静にゴール左に流し込んで試合の均衡を破った。

 マン・Cは80分にも右サイドでボール持ったフォーデンの突破から、最後はボックス中央のデ・ブライネがシュートを放つも、これはDFのブロックに遭う。結局、試合はホームのマン・Cが1−0で勝利し、敵地で行われる2ndレグに向けてアドバンテージを手にした。

【スコア】
マンチェスター・シティ 1−0 アトレティコ・マドリード

【得点者】
1−0 70分 ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・C)

【マンチェスター・C】
GK:エデルソン
DF:カンセロ、ストーンズ、ラポルテ、アケ
MF:ギュンドアン(68分 グリーリッシュ)、ロドリ、デ・ブライネ
FW:マフレズ(68分 フォーデン)、B.シウバ、スターリング(68分 G.ジェズス)

【A・マドリード】
GK:オブラク
DF:ヴルサリコ、フェリペ、サヴィッチ、レイニルド、R.ロディ
MF:M.ジョレンテ(60分 クーニャ)、コンドグビア、コケ(60分 デ・パウル)
FW:グリーズマン(60分 A.コレア)、J.フェリックス(81分 レマル)

サッカーキング

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