大谷翔平、今季中の“30球場制覇”はお預け フィラデルフィアで通算12試合ノーアーチ 打率・268

2025年4月7日(月)6時24分 スポーツ報知

ドジャース・大谷翔平

◆米大リーグ フィリーズ8—7ドジャース(6日、米ペンシルベニア州フィラデルフィア=シチズンズバンクパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が6日(日本時間7日)、敵地・フィリーズ戦に「1番・DH」で先発出場。1点を追う9回先頭の第5打席は6番手左腕・アルバラドの前に一ゴロに終わった。99・5マイル(約160・1キロ)直球に押し切られた。この日は4打数無安打1四球で、打率2割6分8厘となった。

 この日のフ軍先発は昨季11勝のC・サンチェス投手(28)。大谷はこれまで本塁打を打ったことのない相手だったが、通算10打数3安打の打率3割、2打点と相性は悪くなかった。しかし、今季初対戦のこの日は初回、3回、5回と全て先頭で空振り三振。今季2度目の1試合3三振を喫していた。それでも、7回無死一塁での第5打席では3番手右腕・ロマノから四球を選んで開幕11試合連続出塁とした。

 3試合ぶりの4号アーチが出れば、日本人選手初となる“30球場制覇”に王手をかけていた大谷。これまで全30球団の本拠地のうち、28球場(東京Dなどその他を含めると31球場)で一発をマークしているが、シチズンズバンクパークは通算11試合でノーアーチ。12戦目のこの日も本塁打は生まれなかった。4日(同5日)の同戦では3回2死から打球速度110・1マイル(約177・2キロ)、角度32度で中堅方向に鋭い当たりを飛ばしたが、逆風に押し戻されるなど運にも見放された。

 今季最初で最後のフィラデルフィア3連戦もこの日が最終戦。今季中の“30球場制覇弾”を達成するためには“ラストチャンス”だったが、可能性が消滅した。なお、シチズンズバンクパーク以外で本塁打が出ていないのはレッズ本拠地のグレートアメリカンボールパークで、今季は7月28〜30日(日本時間29〜31日)に3連戦が組まれている。

スポーツ報知

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