原巨人 3連敗で借金生活 第二の坂本化が心配される「選手の名前」

2023年4月8日(土)11時54分 ココカラネクスト

(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 巨人は7日の広島戦(マツダスタジアム)に2ー4と敗れ3連敗、借金1となった。計13残塁と拙攻も響いたが、開幕から無安打が続く坂本勇人以外のベテラン野手の状態も心配されている。

 この日は中山礼都を1番、2番にブリンソンを起用と大きく打線を組み替えて臨んだが、1本が出ず。1番に入った中山はマルチ安打をマークするも、1点を追う6回一死二、三塁の好機では遊飛に倒れ、得点につなげることができなかった。

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 この日の得点は先発のビーディの2回に放った2点適時打のみ。広島より多くの安打を放ちながら、得点圏で凡退する場面が目立った。一方、2点を追う9回には開幕からここまでノーヒットの坂本が代打として登場、広島守護神の栗林良吏から四球を選んで出塁するが、目指すヒットは出なかった。

 開幕から19打席連続無安打と2000本安打も達成している坂本の不振がクローズアップされているが、中軸でも打撃が湿っている選手がいる。

 開幕から3番を任されている丸佳浩はこの日、4打数無安打3三振。2日の中日戦では今季初アーチを放っていたが、開幕からここまで26打数2安打、打率・077まで落ち込んでいる。

 試合後、原監督は「中心選手がいかないとね」とコメント。この日は4番を打つ岡本和が3安打の猛打賞と気を吐いたが、得点力をあげるためにも前後を打つクリーンアップの選手の奮起が求められている。

 昨年はチーム唯一の全試合出場を果たし、打率・272、27本塁打、65打点の成績を残した丸も一昨年は苦い思い出がある。

 2021シーズンの9月には25打席連続ノーヒットを記録。同シーズンは二軍落ちも経験するなど、なかなか状態が上向かず苦労した経験がある。

 今季は5年契約の最終年にあたる。「優勝請負人」として広島からFAで移籍後、最初の2年間はチームをリーグ優勝に導いているが、21、22シーズンはチームも低迷。自身も主力選手として責任を感じている。

 チームにとっても坂本に続き、中軸を担う選手が不振に陥ると一気にムードも重苦しくなるだけに避けたいところ。今季の目標には「銀座でパレードしたい」と日本一を掲げている丸。切り替えの早さが持ち味なだけに、そろそろ調子を上げていきたい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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