2024年F1第4戦日本GP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

2024年4月9日(火)11時1分 AUTOSPORT web

 2024年F1第4戦日本GPの決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)だ。


■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=5位(53周/53周)
3番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード

2024年F1第4戦日本GP ランド・ノリス(マクラーレン)


 タフなレースだった。できるだけのことはやったもののペースがいまひとつだったので、フェラーリ勢をカバーして、彼らの前にとどまるのは難しかった。それでもいい仕事をして、最大限のポイントを得たとは思うよ。ただ、予選3番手からスタートして5位でフィニッシュだから、やはり文句なしとは言えないところがある。まあ、今日の僕らに可能だった最善の成績ではあるから、これに満足すべきなのだろう。素晴らしい結果とは思えないとしてもね。


■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=4位(53周/53周)
8番グリッド/タイヤ:ミディアム→ミディアム→ハード

2024年F1第4戦日本GP シャルル・ルクレール(フェラーリ)


 今日のレースに関しては、これ以上できることはなかったので、とても満足している。ペース、タイヤマネジメント、コミュニケーション、戦略、すべてが本当にうまくいった。


 それでももっと良い結果を得ることができなかった原因は、主に昨日の予選にある。オーストラリア以来、予選のアウトラップでタイヤを適切なウインドウに入れることに苦労している。以前はこのことに苦しんだことはなかったので、中国ではうまくやれるようにするため、今後の数日はこの問題に集中して取り組む必要がある。


■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=3位(53周/53周)
4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ミディアム→ミディアム→ハード

2024年F1第4戦日本GP 3位を獲得したカルロス・サインツ(フェラーリ)


 チームにとって良い一日だった。堅実なレースを実行し、大量のポイントを持ち帰ることができたんだ。パッケージのポテンシャルを最大限引き出したと思う。


 スタートもリスタートもうまく決めたことで良いポジションを走り、その後はどちらのコンパウンドでも強力なペースを発揮し、完璧にレースを管理し、良いオーバーテイクをして、戦略を機能させた。


 もちろんもっと上位で戦いたかったけれど、この調子で努力していけば、さらにチャンスが訪れるだろう。これからファクトリーに戻り、明日から中国GPへの準備を始める。


(トップ3会見で語り)レースペースの方が予選ペースより強いことは分かっていた。それでも、4番グリッドだったし、レッドブルのレースペースはとても良かったので、優勝を狙うには十分ではなかった。でも表彰台は獲得したいと思っていたんだ。


 路面コンディションがレースのなかで大きく変化した。最初は今週末初めての晴天で、その後、曇り空に変わった。そのためにデグラデーションが大幅に低下して、レース半ばからはタイヤをよりプッシュできるようになった。それで全体的な状況が大きく変わったんだ。一時は表彰台は無理だと思ったが、(最後に)新品ハードを履いたら、ペースがものすごく良くて、表彰台の位置まで戻って来ることができた。


■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=2位(53周/53周)
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ミディアム→ハード

2024年F1第4戦日本GP 優勝したマックス・フェルスタッペンと2位のセルジオ・ペレス(レッドブル)


 チームにとって良い一日だった。今日はペースが良かった。でも、序盤はデグラデーションに苦しみ、バランスと路面温度の影響でミディアムタイヤから十分なパフォーマンスを引き出すことができなかった。


 ファーストスティントに少し苦労したことが、レースにマイナスの影響を与えた。さらにランドが早い段階でピットストップしたのもよくなかった。


 セカンドスティントは良くなったけれど、たくさんのトラフィックを抜けていかなければならず、それによってかなり難しいレースを強いられた。


 ハードタイヤを履くと、ベストの状態に戻った。でもそのころにはもう戦いに戻るには遅すぎたんだ。


 改善した点、ポジティブな点は、ファーストスティントの時のように問題を抱えた場合でも、レース中に解決できたことだ。去年はそれができななかった。


 今僕たちは良い状態だし、高いレベルのパフォーマンスを発揮している。あとはこの調子で進歩し続けて行けばいい。


 僕は自信を取り戻しつつあるし、今後のレースでも勢いを保つことができるはずだ。鈴鹿でこういう安定した週末を送ることができたのなら、今後ポジティブな進歩を重ねていくことができるだろう。


■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=1位(53周/53周)
1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ミディアム→ハード

2024年F1第4戦日本GP 優勝したマックス・フェルスタッペン、2位のセルジオ・ペレス(レッドブル)、3位のカルロス・サインツ(フェラーリ)


 今日はただただ素晴らしい一日で、レースを心から楽しんだ。


 1周目にはトラブルに巻き込まれずに済み、その後は、タイヤをできるだけうまく労わって走ることを心掛けた。予選に向かう前に、正しい判断をした。それが今日間違いなく役に立った。(リタイアした)オーストラリアの後、また勝つことができてすごくうれしい。


 レースを通してマシンがどんどん良くなっていった。事前にロングランをあまりしていなかったから、良いリズムをつかむのに数周かかったけれど、セカンドスティントではマシンが生き生きとしてきた。


 必要なところでプッシュすることができたし、タイヤをうまく労わって走ることができた。そうしてレースがすごくうまくいったんだ。


 僕たちチームは、週末を通して素晴らしい結果を出した。ここで今季3度目のワンツーを飾れたのはとてもうれしいことだよ。


 鈴鹿というサーキットはレースの場として素晴らしい。今日そこで発揮したパフォーマンスにとても満足している。


(レース後にメディアに語り)スタート後、トップの位置を維持できたことが重要だったと思う。雲が出てきたことが関係あるかどうか分からないけれど、マシンがどんどん良くなってきた。すべてがとてもうまくいったよ。ピットストップもよかったし、戦略もうまく機能した。これ以上のことは望めない。


 前戦ではハプニングがあったけれど、ここでトップに戻れてとてもうれしい。素晴らしいファンやホンダの前で勝てたことも、とても良かった。


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