大谷翔平が逆方向ソロ弾で見せたHR量産体制の“証” 「これまではバットの上で強烈なスピンをかけるような打球が全然なかった」識者も太鼓判

2024年4月10日(水)18時50分 ABEMA TIMES

【MLB】ツインズ2−4ドジャース(4月8日・日本時間9日/ミネアポリス)

 「とうとうでたね。。。」誰もがそう思ったことだろう。ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」でスタメン出場したツインズ戦で、第1打席でセンターオーバーのツーベースを放つと、第3打席でレフト線へのツーベース。さらに第4打席、左中間スタンドに届く今季第3号ソロを放った。

【映像】大谷“強烈スピン”逆方向弾の瞬間

 ようやく出た左方向への一発に、解説者も「もう何の心配もない」と太鼓判。ファンからも「ついに逆方向キター!」「逆方向!調子良い!」など絶好調時の大谷のホームランだとする声が多く上がった。

 ライトスタンドに突き刺した131メートル弾の第1号、崩されながら右手1本でライトポール際へ運んだ“変態打ち”の第2号も大谷らしい良いホームランだったが、この日放った3号こそ“大谷らしさ”が詰まっているのではないだろうか。3-2とドジャースが1点を勝ち越した直後に迎えた7回の第4打席、大谷はツインズ3番手ジャクソンの甘く入ったスライダーを捉えると、打球は左方向へと高く上がる。並のバッターならレフトフライのように思えた打球だったが、これが伸びていくと、左中間スタンドに届く3号ソロとなった。

 決して弾丸ライナーなどではなく、こすったような当たりだったが、大谷が振り切った打球は伸びていく。これまでも左方向への飛球が伸びてホームランになってくると大谷は調子が良いと言われてきたが、この一発はまさにそんな打球。試合の実況を務めたスポーツキャスターの近藤祐司氏は「反対方向に入ったホームランが出だすと量産モードに入ったと捉えてもよいかもしれません」と期待を寄せると、解説のAKI猪瀬氏も「これまでバットの上で強烈なスピンをかけるような打球が全然なかった」と振り返りつつ「これでもう何の心配もない」と断言した。

 待ち望んでいた逆方向への一発に、これまで大谷を見守っていたファンも「これがでたらもう手がつけられんぞ」「あれが入るならもう完璧な状態よな」「神モード突入」「とうとうでたね。。。」「逆方向きたこれ」「これは量産体制だわ」「確変だな」と安心した様子を見せる。

 今季1号が出るまで自己ワーストとなる打席数を要したことで心配した人も多かったようだが、これで大谷は13試合消化時点で打率.345、3本塁打8打点。初のホームランキングを獲得した昨季の同時期の打率313、3本塁打9打点とまったく遜色ない数字にまで戻している。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

ABEMA TIMES

「大谷翔平」をもっと詳しく

「大谷翔平」のニュース

「大谷翔平」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ