ニール・ウォーノック氏が監督業を引退…42年間で16クラブ指揮、通算1603試合

2022年4月10日(日)19時10分 サッカーキング

ニール・ウォーノック氏が監督業引退 [写真]=Getty Images

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 イングランド人指揮官ニール・ウォーノック氏が、監督業から退くことを発表した。9日にイギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在73歳のウォーノック氏は、現役引退後の1980−81シーズンにゲインズバラ・トリニティで指導者キャリアをスタートさせ、シェフィールド・U、クリスタル・パレス、QPR、リーズ、カーディフ、ミドルスブラなど16のクラブを率いてきた。イギリスメディア『BBC』によると、キャリア通算1603試合で指揮を執ってきた。

 最も在任期間が長かったのは、1999年12月から2007年5月まで率いたシェフィールド・U時代。2006年には同クラブをプレミアリーグ昇格に導くなど、イングランドのサッカー界で史上最多となる8回の昇格を達成している。

 2021年11月にミドルスブラの監督を退任してからはフリーが続いていたウォーノック氏。『スカイスポーツ』に対して次のように語り、家族との時間を過ごすため、表舞台から退くことを決断したと明かしている。

「ちょうどいいタイミングだと思ったんだ。シーズンが佳境を迎え、シーズンが終わるまでは仕事のオファーもほとんどない。(退任してからは)何年もできていなかったことを楽しめている。家族や犬との時間を過ごしたり、自転車に乗ったりね」

「熱意がなくなったわけではないんだ。しかし、健康面で苦労している友人たちを見ると、家族、特に妻にはもう少し自分の時間を楽しんでもらわなければならない時期が来ている。監督を務めていると、とてもわがままになるんだ。調子が良くても悪くても仕事を家に持ち帰り、妻や子供にも大変な思いをさせてしまう」

サッカーキング

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