5000Mは山本有真が自己新で日本勢トップ「すごく良い走りができた」ペースメーカーの田中希実に感謝…金栗記念

2025年4月12日(土)18時9分 スポーツ報知

金栗記念選抜陸上中長距離大会の女子5000メートルに出場した山本有真(右)とペースメーカーを務めた田中希実(カメラ・手島 莉子)

◆陸上 金栗記念選抜陸上中長距離大会(12日、熊本・えがお健康スタジアム)

 女子5000メートルで、昨年のパリ五輪代表の山本有真(積水化学)が15分12秒97の自己ベストで日本勢トップの5位だった。レース後は「自己ベストが出るとは思っていなくて。でも自己ベストが出るくらいの力はあるって練習の過程からすごい思っていた。想像以上だけど、そのくらいの練習をしてきた自信はあった」と喜んだ。

 駅伝の名門・名城大出身で、2023年に積水化学に入社。「実業団に入ってから世界陸上やオリンピックを経験してきましたが、なんか、自分の納得のいく試合ができなくて。やっぱり自分の最高の走りは自己ベストを出した大学4年生の時。やっと、自分の思い通りの走りができたっていうのが、すごい今、うれしいです」と最高の笑顔だった。

 レース後は、4000メートルまでペースメーカーを務めた田中希実(ニューバランス)に、感謝を伝えていた。「田中さんが、ラスト1000メートルの時に『ここからだよ!』って叫んでくれたんです。めちゃくちゃうれしくて、勢いでペースを上げたら思った以上に上がっていて。いろいろな人の力を借りて、今日はすごく良い走りができました」と目をきらきらさせた。

スポーツ報知

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