第2期F1につながったホンダのF2活動を特集。ツインリンクもてぎで6月13日から企画展開催

2019年4月15日(月)10時16分 AUTOSPORT web

 4月12日、モビリティランドは栃木県・ツインリンクもてぎ内のホンダコレクションホールで、企画展『HONDA FORMULA 2 〜10年後の再始動〜』を6月13日から開催すると発表した。


 この企画展はホンダの第2期活動としてF1復帰につながった、1980年代のF2レース活動を特集したもの。ジェフ・リース、中嶋悟らがドライブした当時のF2マシンが展示される。


 ホンダは1960年代にブラバム・ホンダとしてヨーロッパF2選手権に参戦し、当時の新記録となった11連勝を樹立した。その後、1968年を最後に活動を休止したものの約10年後に復帰を果たすと、1983年から翌84年にかけて自らが打ち立てた記録を破る12連勝を飾っている。


 6月13日から始まる企画展では後に大成功を収めることになる、第2期F1活動のエンジンの基本骨格となったF2エンジンの開発や12連勝に至るまでの進化、熟成の試行覚悟の様子を、当時のF2を戦ったマシンとともに紹介していくという。


 展示予定車両はジャック・ブラバムがドライブしたブラバム・ホンダBT18をはじめ、リースのスピリット・ホンダ201、中嶋とともに全日本F2を戦ったマーチ・ホンダ86J、ナイジェル・マンセルのウイリアムズ・ホンダFW10など計8台だ。


 この他、常設展示としてホンダの二輪、四輪製品やレーシングマシン、国内外のレースでホンダのライバルとして立ちはだかった車両など、約300台を間近に見ることができるホンダコレクションホールの入場料は無料。なお、別途サーキット入場料と駐車料金がかかるため、この点はご注意を。詳しくはツインリンクもてぎ公式サイト(http://www.twinring.jp/collection-hall/event/)まで。


■ホンダコレクションホール企画展『HONDA FORMULA 2 〜10年後の再始動〜』


期間:2019年6月13日(木)〜9月11日(水)
場所:ホンダコレクションホール 2階、3階中央エリア
時間:09:30〜17:00(曜日によって異なる)
料金:無料 ※別途入場・駐車料金がかかります
公式サイトURL:http://www.twinring.jp/collection-hall/event/
展示予定車両:


























































マシンドライバーシリーズ備考
ブラバム・ホンダ BT18(1966年)ジャック・ブラバムヨーロッパF2選手権
ラルト・ホンダ RH-6-80(1980年)ジェフ・リースヨーロッパF2選手権※エンジンフードレス展示
ラルト・ホンダ RH-6-81(1981年)ジェフ・リースヨーロッパF2選手権
スピリット・ホンダ 201(1983年)ジェフ・リース全日本F2選手権
ラルト・ホンダ RH-6-84 (1984年)マイク・サックウェルヨーロッパF2選手権
マーチ・ホンダ 86J(1986年)中嶋悟全日本F2選手権
ラルト・ホンダ RT20(1986年)中嶋悟国際F3000選手権※エンジンフードレス展示
ウイリアムズ・ホンダ FW10(1985年)ナイジェル・マンセルF1世界選手権


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