ガスリー「レッドブルはフェルスタッペンのために“オーダーメイド”されたようなチーム」

2020年4月15日(水)10時46分 AUTOSPORT web

 2019年F1シーズン前半をレッドブル・ホンダで戦ったピエール・ガスリーが、レッドブル・レーシングはマックス・フェルスタッペンのために特注されたようなチームであると語った。


 レッドブルのジュニアドライバーだったガスリーは、2017年第15戦マレーシアGPでトロロッソからF1にデビュー、翌年同チームでフル参戦した後、2019年にレッドブル・レーシングへの昇格を果たした。しかしチームが期待するようなパフォーマンスを見せることができず、サマーブレイク後のベルギーGPからトロロッソに戻されることとなった。


 2020年にトロロッソの後身アルファタウリに残留したガスリーは、最近のインタビューで、レッドブルで走ることの難しさについて語った。


「レッドブルは彼(フェルスタッペン)のためにオーダーメイドされたようなチームだ。ドライバーなら誰もが、そういうチームで走りたいと思っている」とガスリーはAutosprintに対して語った。


「F1はチームスポーツだ。チーム全体のパフォーマンスが優れていなければ勝つことはできない」


「全員がそういったサポートを必要としている。自分のパフォーマンスを自分だけの力に頼ることはできない。チームメンバー全員が全力を尽くす必要があるんだ」


 2019年シーズン後半、ガスリーはトロロッソで復調し、ブラジルGPで2位表彰台を獲得するなど好成績を挙げた。ガスリーは、2020年にレッドブルから再度起用されていたら、昨年よりもいい仕事ができたはずであると自信を示している。しかし今は、アルファタウリと共にいい成績を出すことに集中しているという。

2019年F1第20戦ブラジルGP 表彰台に上がったマックス・フェルスタッペン、ピエール・ガスリー、ルイス・ハミルトン

「レッドブルに戻れていたとしたら、その間にたくさんのことを学ぶことができただろう。はるかにうまくいっていたはずだ」とガスリーは言う。


「少なくとも今シーズンは、アルファタウリでレースをすることに気持ちを集中させている。すべてのエネルギーをそこに注いでいるんだ」
「そして何が何でもF1にとどまりたい」


AUTOSPORT web

「レッドブル」をもっと詳しく

「レッドブル」のニュース

「レッドブル」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ