鎌田先発のフランクフルトがカンプノウで3発!バルサは8強で敗退/EL準々決勝セカンドレグ

2022年4月15日(金)7時10分 サッカーキング

 ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝セカンドレグが14日に欧州各地で行われ、準決勝に進出する4チームが決定した。

 ファーストレグで苦戦を強いられたバルセロナ(スペイン)は、ホームでフランクフルト(ドイツ)と対戦。立ち上がりから前に出たフランクフルトは4分、ボックス中央でクロスのディフレクションを収めようとしたイェスパー・リンドストロムがエリック・ガルシアに倒されてPKを獲得。これをフィリップ・コスティッチが決めてアウェイのフランクフルトが先制した。

 対するバルサは、右サイドのウスマン・デンベレを起点にゴールへと迫るが、「5−4−1」の布陣を敷くフランクフルトの守備網を崩しきれない。逆にフランクフルトは36分、中盤でのボール奪取からカウンターを仕掛け、ゴール正面やや左からラファエル・ボレが右足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール左上に突き刺さった。

 その後も素早いトラジションからチャンスを作るフランクフルトに対して、バルサも後半開始直後から攻勢に出るが、ゴールを奪ったのはまたしてもフランクフルト。67分にスローインの流れからボールを受けた鎌田がボックス左のコスティッチに送り、左足でゴール右にシュートを流し込んだ。

 後のなくなったバルサは、最前線にルーク・デ・ヨングとロナウド・アラウホを上げて押し込むと、アディショナルタイムにセルジ・ブスケッツのミドルとメンフィス・デパイのPKで2点を返したが、一歩及ばずに敗退。対するフランクフルトは、セカンドレグもバルサを上回るシュートを記録し、先発した鎌田大地も攻守に奮闘。ベンチスタートの長谷部誠は後半のアディショナルタイムに途中出場した。

 また、ファーストレグを1−1のドローで折り返したアタランタ(イタリア)とライプツィヒ(ドイツ)の一戦は、ホームのアタランタがボールを保持して攻め込み、ライプツィヒが走力を生かしたカウンターで応戦する展開となる。すると18分、右サイドのスペースに走り込んだライマーにパスが送られ、そのままボックス右に侵入。折り返しのパスにエンクンクが右足で合わせ、ライプツィヒが先手を奪った。

 リードを許したアタランタは必死の反撃を試みるも、ゴールネットを揺らしたのはまたしてもライプツィヒ。87分、自らが得たPKをエンクンクが決めて2−0で勝利。同日の試合で延長戦にもつれ込む激戦を制したレンジャーズ(スコットランド)との準決勝へと駒を進めた。

 もう1試合、こちらもファーストレグを1−1で終えたリヨン(フランス)とウェストハム(イングランド)の一戦は、効果的な攻撃で3点を奪ったアウェイのウェストハムが勝利を収め、バルセロナを退けたフランクフルトと決勝進出をかけて対戦することになった。EL準々決勝セカンドレグの結果は以下の通り。

■EL準々決勝セカンドレグ結果
アタランタ 0−2(2戦合計:1−3) ライプツィヒ
リヨン 0−3(2戦合計:1−4) ウェストハム
レンジャーズ 3−1(2戦合計:3−2) ブラガ
バルセロナ 2−3(2戦合計:3−4) フランクフルト

■EL準決勝の対戦カード
ライプツィヒ(ドイツ)−レンジャーズ(スコットランド)
ウェストハム(イングランド)−フランクフルト(ドイツ)

サッカーキング

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