2位ラツィオ、3発快勝で4連勝! サッリ監督「私が楽しんでいることが選手にも伝わり…」

2023年4月15日(土)10時49分 サッカーキング

スペツィアを下したラツィオ [写真]=SS Lazio/Getty Images

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 セリエA第30節が14日に行われ、2位ラツィオはスペツィアを3−0で下した。試合後のマウリツィオ・サッリ監督のコメントをイタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えた。

 敵地に乗り込んだラツィオ。序盤はスペツィアに複数の決定機を作られたが相手の決定力不足に助けられ、35分にチーロ・インモービレのPK成功で先制。さらに52分、見事なパスワークからフェリペ・アンデルソンが追加点をもたらす。終盤に相手が退場者を出すと、試合終了間際にマルコス・アントニオがロングカウンターを仕上げて勝負あり。リーグ戦4連勝で5位インテルとの暫定勝ち点差を「10」に広げた。

 スペツィア戦を振り返ったサッリ監督は、次のようにコメント。序盤の試合運びに危うさがあったことを認めつつ、自分たちで試合の主導権を手繰り寄せたことに満足感を示した。

「最初の数分間でこの競争で起こりうるすべての困難を経験した。彼らは私たちを困難に陥れたが、私たちが徐々に試合の主導権を握った。チームがポジティブな方へ進化していることに満足している。ゴールまで行くのが簡単だと思うのは間違いだ。ラツィオの成長はメンタリティの面からも否定できない」

「『表面的でなくなる』という目標はずいぶんと前から掲げていた。ボールを保持する能力は大きく成長したが、最初の7〜8分は試合を軽く見すぎてしまったのではないかと、少し恐れたよ」

 直近のリーグ戦8試合で7勝1分。3シーズンぶりのチャンピオンズリーグ出場権獲得に近づいているが、「私は迷信深く、今は最終的な目標をどこに置くのか言うことはない」とサッリ監督は慎重だ。それでも「何が可能なのかはわからないが、私が監督をしていて楽しいと思える状態に戻っていること、そしてそれがチームの好調を意味していることは確かだ」と、自身も充実の日々を送っていることを明かした。

「今シーズンはメンタリティの変化が見られ、私が楽しんでいるということが選手にも伝わり、個々の成長にもつながっていると思う。残り試合、順位にとらわれず、目標に向かう気持ちを持ち続けたい」

 次節、ラツィオは22日にホームでトリノと対戦する。


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