浦和が西野努TDの退任を発表「ありがとうございました」…新SDには堀之内聖氏が就任「全力を注ぎます」

2024年4月15日(月)18時1分 サッカーキング

浦和レッズは15日、西野努TDの退任と堀之内聖SDの就任を発表

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 浦和レッズは15日、同日付で西野努テクニカルディレクター(TD)の退任を発表した。また、堀之内聖氏がスポーツディレクター(SD)に就任することも併せて伝えている。

 1971年3月13日生まれの西野氏は現在53歳。2001年に浦和レッズでプロキャリアを終えた後、イギリスに留学するなど精力的な活動を経て、2019年11月より古巣のTDを務めていた。同氏は退任に伴い、クラブ公式サイトにて以下のようにコメントを残している。

「シーズン途中での退任となったことに関して、申し訳なく思っております。一方、コンセプトの堅持、フットボール本部の組織とシステムの継続的な発展、成長については、一人のスタッフの去就では揺るがないものになっていると自負しております。リーグ制覇を心から願い、信じ、クラブを離れる最後の一日まで、次の体制への引継ぎに尽力いたします。4年半、ありがとうございました」

 TDからSDと役職名は変更となったものの、実質的な“後任”には堀之内聖氏が就任する。1979年10月26日生まれの同氏は現在44歳。プロキャリアの大半を浦和レッズで過ごし、引退後に同クラブのフロントに入閣。2017年5月からは強化部の一員となり、チーム編成に携わってきた堀之内氏は、クラブ公式サイトにて以下のようにコメントを残している。

「浦和レッズというクラブは、ホームタウン、パートナー、そしてファン・サポーターのみなさまをはじめとした大変多くの方々の愛情によって支えられている、とても幸せなクラブです。そうしたみなさまと幸せを共有し続けられるよう、野心を胸に、強くて魅力あるチーム作りに全力を注ぎます」

 また、フットボール本部長の戸苅淳氏も、両名の進退についてコメントを残している。

「フットボール本部の立ち上げに始まり、チームの強化や組織の成長に貢献してくださった西野努テクニカルダイレクターに、クラブを代表して感謝をお伝えしたいと思います。浦和レッズは引き続き、チーム強化の方向性をクラブ主導で継続し、強くて魅力あるチーム作りに邁進してまいります」

「浦和という街で生まれ育ち、そして浦和レッズの選手としてファン・サポーターのみなさまと共に闘ってきた経験を持つ堀之内 聖氏を、あらためてスポーツダイレクターとしてフットボール本部に迎えられることを心から嬉しく思っております。フットボール本部の立ち上げから今日までの取り組みにおいて、その全ての過程を共にしてきた堀之内聖スポーツダイレクターを中心に、クラブ主導で強くて魅力あるチーム作りに邁進してまいります」

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