レアル、今季リーガで唯一の珍記録…アウェイ戦績がホームを上回る

2018年4月17日(火)8時3分 サッカーキング

15日のマラガ戦ではアウェイで2-1と勝利を収めたレアル・マドリード [写真]=NurPhoto via Getty Images

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 15日に行われたリーガ・エスパニョーラ第32節でレアル・マドリードはマラガと対戦し、2−1と勝利。今シーズン20勝目を挙げた。同試合の勝利により、レアル・マドリードはある点において“リーガ唯一のクラブ”となったようだ。16日付のスペイン紙『アス』が伝えている。

 ジネディーヌ・ジダン監督が率いるレアル・マドリードは、スペイン代表MFイスコの1ゴール1アシストの活躍もあり、アウェイでマラガに勝利。勝ち点を「67」に伸ばし、3位に浮上している。

 今節での勝利により、レアル・マドリードが今シーズンのアウェイ16試合で獲得した勝ち点は「34」となった。首位を走るバルセロナに次いで、リーガ2位の成績となっている。

 一方、レアル・マドリードがホーム16試合で獲得した勝ち点は全体4位の「33」と、アウェイゲームの成績を下回っている。報道によると、今シーズンのリーガ・エスパニョーラにおいて、アウェイでの戦績がホームを上回っているのはレアル・マドリードだけとのことだ。

 実際のところ、今シーズンのレアル・マドリードは、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでの不調が目立っている。リーグ戦のホームゲームでは10勝3分け3敗で、アウェイ(10勝4分け2敗)より敗戦が一つ多い。

 準々決勝敗退となったコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)ではホームで3試合を戦い、2分け1敗と未勝利だった。またチャンピオンズリーグ(CL)では、準々決勝セカンドレグでユヴェントスに1−3と敗れるなど、ホームでの不安定な戦いぶりが目につく。『アス』は「今シーズンにおいては、ベルナベウの魔法が失われているように思える」と指摘している。

 1つでも上の順位でリーグ戦を終えるために、落とせない試合が続くレアル・マドリード。残り6試合、どのような成績で終えることになるのだろうか。

(記事/Footmedia)

サッカーキング

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