海外メディアも熱視線 岩井明愛&千怜ツインズが米ツアー初共演「夢は一緒に最終組」

2025年4月20日(日)12時5分 ALBA Net

岩井明愛(左から2番目)と千怜姉妹が同組でプレー。海外メディアからの注目を浴びた(撮影:ALBA)

<JMイーグルLA選手権 3日目◇19日◇エル・カバレロCC(カリフォルニア州)◇6679ヤード・パー72>

岩井明愛と岩井千怜のツインズが同組でラウンドした。日本ツアーではスポット参戦した今季2試合での4度を含め、これまで18回あるが、米ツアーではこれが初めて。“IWAI”によるペアリングにロサンゼルスのファンが沸いた。


チームによると、このペアリングは“まさか”の展開だったという。日本ツアーのようにホールアウト順で組まれると予想し、明愛はネリー・コルダ(米国)、千怜は勝みなみと組むと思われていた。しかし、米ツアーではその日のスコアがまず優先され、次にホールアウト時間によって決定される。これにより、米国での姉妹同組が実現した。

組み合わせが発表された前夜は別々に食事をしていたため、顔を合わせることはなかった。明愛がショット・イン・イーグルの動画をインスタグラムにアップすると、千怜から『あした一緒だね』とダイレクトメッセージが届いたという。「それくらいです(笑)」(明愛)と、ウェアをそろえる“ペアルック”の相談などはなかったそうだ。

ともに12位からティオフ。明愛は2日連続のショット・イン・イーグルを奪うなどボギーフリーの「64」をマークし、トータル17アンダーで首位タイ。千怜は「70」で回り、トータル11アンダー・12位タイにつけた。

「めちゃくちゃ楽しかった。ふたりとも伸ばして終われたので、それもあってすごく楽しかった」(明愛)、「きょうで知ってくれる方が増えたと思う。そこが一番うれしい」(千怜)とギャラリーを引き連れた18ホールを振り返った。

明愛が一気にスコアを伸ばした一方、千怜にとっては悔しさも残る一日となった。それでも「『じゃんじゃん行って!』という感じでした。『自分はあした巻き上げるので大丈夫』と応援していた。(自分のプレーに)影響はなかったし、見ていて楽しかった」と話す。互いを“ライバルではなく一番近い仲間”と表現する関係性は、米国でも変わらない。

現地メディアからの注目度もバツグン。並んでプレーする姿は多くのカメラに収められ、公式会見でも双子に関する質問が飛んだ。「私の夢はメジャーで勝つこと。そして千怜と最終組で一緒に回って、テレビに映ること」(明愛)。日本の最強ツインズが、米国でもその存在感を示した一日となった。(文・笠井あかり)


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