日本代表コンビが躍動! 前田大然2ゴール&旗手怜央3アシストでセルティック大勝…カップ戦3連覇へ王手

2025年4月21日(月)3時36分 サッカーキング

セルティックで活躍中の(左)前田大然と(右)旗手怜央 [写真]=Getty Images

 スコティッシュ・カップ準決勝が20日に行われ、セント・ジョンストンとセルティックが対戦した。

 スコティッシュ・プレミアシップで首位を快走し、スコティッシュ・リーグカップ決勝戦では宿敵レンジャーズとの“オールドファーム・ダービー”を制したセルティック。3連覇がかかるスコティッシュ・カップでもベスト4に進出しており、国内タイトル3冠が現実味を帯びている。決勝戦への切符をかけた準決勝ではセント・ジョンストンと対戦することに。この重要な一戦に日本代表MF旗手怜央と同FW前田大然は揃って先発出場を果たした。

 試合の均衡が破れたのは34分。敵陣ボックス手前でボールを受けた旗手が相手DFを引き付けてヒールで横へ流し、カラム・マクレガーが狙い澄ましたミドルシュートを沈め、セルティックが先制に成功する。3分後にはアダム・イダの落としを受けたマクレガーがボックス内左へ走り込む前田へスルーパスを供給。相手DFが懸命に脚を伸ばして何とか触れるが、こぼれ球を前田がゴール右下隅へ流し込み、リードを2点に広げた。

 セルティックの勢いは止まらず、45分にはリアム・スケールズの絶妙なスルーパスで左のニアゾーンへ侵入した旗手の折り返しからイダがネットを揺らして3点差に。その直後には前田の果敢なプレスでボールを奪うと、旗手が巧みなドリブルでボックス内へ侵入。ラストパスを受けた前田がワントラップから左足で相手DFの股を抜くシュートを決めて、前半だけで4点のリードを奪った。

 後半はピンチを迎える場面もあったセルティックだが、ボールを支配しながら押し気味に試合を進める。67分、右サイドを駆け上がったアリスター・ジョンストンの絶妙なクロスにファーサイドへ走り込んだジョタが合わせてネットを揺らした。試合はこのまま0−5で終了し、大勝したセルティックがアバディーンの待つ決勝戦へ駒を進めた。なお、2ゴールを挙げた前田は今シーズンの通算得点数を「33」まで伸ばしている。

【スコア】
セント・ジョンストン 0−5 セルティック

【得点者】
0−1 34分 カラム・マクレガー(セルティック)
0−2 37分 前田大然(セルティック)
0−3 45分 アダム・イダ(セルティック)
0−4 45+1分 前田大然(セルティック)
0−5 67分 ジョタ(セルティック)

サッカーキング

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