宮崎商がセンバツ出場・東海大福岡を圧倒!16点の猛攻でコールド勝ち 4番・上山が2打点で勝利に貢献

2024年4月21日(日)6時0分 スポーツニッポン

 春季九州大会が20日、開幕して1回戦が行われ、宮崎商が選抜出場の東海大福岡を16—3(6回コールド)と圧倒した。宮崎大会5試合で38得点した打線が15安打と爆発。4番の上山純平内野手(3年)が、先制ソロを放つなど2打点と勝利に貢献した。

 打球が左翼席に吸い込まれると、上山は一塁ベース付近でジャンプして喜んだ。2回に高校通算13本目となる先制ソロを放ち、「入ったとは思わなかったです」と笑顔。「自分が打つとチームが勢いに乗るのは間違いないと思うので」という言葉通り、チームは15安打16得点と爆発した。

 本塁打後の打席だった3回は無死一、二塁で初球にしっかりと犠打を決めた。「バントの準備はできていました」。次打者の四球で満塁とし、6番・小倉侑大が右中間を破る走者一掃の三塁打を放った。橋口光朗監督は4番のバントを「いつも通り。特に4番という位置付けではない。5番、6番も長打を打てるから」と説明。5番の倉谷兼太郎、6番の小倉はともに4打点の活躍。6回には打者11人で6点を挙げてコールド勝ちした。 

 新基準の低反発バットへの対応に各校が苦しむ中、冬場の練習から低い打球を打つことを心がけてきた成果を発揮。選抜出場校を破り「チームとして自信が持てると思う」と上山。21年の春夏連続の甲子園出場に憧れて門を叩いた3年生世代を中心に“打”で席巻するかもしれない。 (杉浦 友樹)

スポーツニッポン

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