カブス今永「良くない球は確実に打たれてる」6回3失点で3勝目も「苦しみながらの登板」と反省が口をつく

2024年4月21日(日)11時51分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ カブス5−3マーリンズ(2024年4月20日 シカゴ)

 カブスの今永昇太投手(30)が20日(日本時間21日)、本拠でのダブルヘッダー2試合目となるマーリンズ戦に先発。6回5安打3失点で無傷の3勝目を挙げた。

 3回まで相手打線をわずか1安打。ところが、1−0の4回1死からベルを遊撃の失策で出塁させると、次打者・アンダーソンに左翼線へ適時二塁打を浴び同点に。さらに次打者・チザムにも右前適時打を許して勝ち越し点を与え、開幕からの自責0がついにストップ。それでもA・ガルシアを遊ゴロ併殺に仕留め、大量失点だけは防いだ。

 ただ、1−2の6回には1死からベルに真ん中付近の直球を狙われ中堅左へソロを浴び、メジャー初被弾。打たれた瞬間、思わず「あっ」と顔をゆがめた。その後は2者連続三振と引きずらず92球でマウンドを降りた。

 直後に味方打線が1−3から4点を奪って逆転に成功し、チームは勝利。今永は3勝目を手にした。

 試合後、今永は「前回と同じようにちょっと苦しみながらの登板でした」と投球を振り返り、苦しんだところとして「やはり自分の中で良くない球は確実に打たれてますし、良いと思って投げきったボールもファウルされたり見逃されたりしてるので、うーん…今日も苦しみながらなんとか最少失点で投げようと思いました」と語った。

 そして「スプリングトレーニングでの反省をマウンドで生かしながらやれているので、前回の登板の反省を次に生かすってところでは上手くいってる部分があるので、それは継続しながら、これからまた上手くいかなかった部分があれば、次の登板で対策することを心がけてやりたいと思います」と前を向いた。

 観客席のファンらはダウンジャケットにニット帽など、シカゴは気温10度に満たない気候ながら「寒さに対してはあまり気にならないですね」という言葉通り、この日も元気に半袖で登板。「ウオーミングアップして試合に入れば、試合に集中してるので、それは僕にとっては関係ないです」と語った。

スポーツニッポン

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