名古屋が首位C大阪食いで5位浮上 直近6戦5勝1分け、開幕3連敗から反転攻勢
2024年4月21日(日)19時51分 スポーツニッポン
◇明治安田J1リーグ 第9節 名古屋2ー1C大阪(2024年4月21日 豊田スタジアム)
名古屋の勢いが止まらない。試合前まで首位だったC大阪も撃破した。直近6戦で5勝1分けと、快進撃を続けて5位に浮上。FW永井謙佑が鮮やかな決勝ボレーを叩き込んだ。
1—1の後半37分だ。DF河面旺成のフリーキックから、空中戦でFWパトリックが競り勝ってボールは永井へ。狙い澄ました華麗な右足ボレーがゴール左隅に突き刺さり「司(MF森島)が釣って(囮になって)くれたから、その瞬間そこに空間ができた。うまく決めることができた」と、味方の隠れた好プレーを真っ先に称えた。
開幕前にケガ人が相次ぎ、3連敗スタート。C大阪とのホーム戦はこれで6連勝と相性の良さもあるが、勝てなかった時期がウソのように、向かうところ敵なし状態だ。「みんな自信をなくしかけていたところもあったと思うんですけど、キャンプからやってきたことが徐々に出てきている」と永井。
首位・町田とは勝ち点3差に肉薄。今季こそ14年ぶりの頂点へ向かう。