【阪神大学野球】大体大が3勝目 先発・高田がリーグ戦初完投初完封「テンポいい投球できた」
2024年4月21日(日)13時21分 スポーツニッポン
◇阪神大学野球春季リーグ第3節2回戦 大阪体育大2—0関西国際大(2024年4月21日 南港中央野球場)
大阪体育大が今季3勝目をマークし、勝利ポイントを9に伸ばした。先発した高田純誠(2年=報徳学園)は、相手打線を7安打に抑え、リーグ戦初完投初完封を挙げた。
「どんどんまっすぐで押してテンポよく投げる投球ができました。(完投・完封は)めちゃくちゃうれしい。チームが3連敗だったので、気持ちが入っていました」
試合開始当初から降り続いていた雨が7回あたりから強まり始め、マウンドは水が浮き出していた。この悪コンディションの中、集中力を切らさず粘り強く投げ切った。
7回1死一、三塁と9回1死一、二塁のピンチをいずれも投ゴロ併殺打に仕留め、8回2死満塁はこの日3安打されていた打者を一ゴロに抑えた。
高校時代の変化球の持ち球はカーブ、スライダーだったが、この冬にカットボール、フォークを覚え投球の幅が広がったという。
松平一彦監督は「この悪コンディションでよく頑張ってくれた。連敗していた中で救世主になってくれた。これを自信に投手陣の軸になってくれれば」と、新星出現を喜んだ。