驚異の15歳・張本美和 最強国の「大きな脅威」に 中国トップ選手もコーチも超警戒、メディアも震撼

2024年4月22日(月)11時45分 スポーツニッポン

 マカオで開催された卓球シングルスのワールドカップ(W杯)で、パリ五輪女子代表の張本美和(15=木下グループ)が4強に入り銅メダルを獲得した。

 決勝トーナメント1回戦で世界3位の王芸迪(中国)を4—1で撃破。準決勝では世界2位の王曼昱(中国)に2—4で敗れたものの、伸び盛りの15歳は、最強国の中国にも脅威の存在となった。

 張本と対戦した王曼昱は気合十分に何度も大声を張り上げ、勝利が決まった瞬間はしゃがみこんで両拳を握りしめた。また、王曼昱のベンチに入った馬琳コーチも得点ごとに大きな声を上げて鼓舞。張本はもはや格下ではなく、要警戒のライバルととらえている。

 中国のスポーツ紙「体壇周報」も張本—王曼昱の試合後、この一戦を振り返る記事を掲載。王曼昱は準々決勝で早田ひな(日本生命)も破っており、「体壇周報」は「中国の卓球代表にとって大きな脅威となる早田と張本を立て続けに破った」などと伝えた。

 W杯では男子で銅メダルの兄・智和ときょうだいで表彰台に。美和は22日、自身のX(旧ツイッター)に「お兄ちゃんと一緒に表彰台に上がることができてとても嬉しいです」「結果に満足しないでもっともっと練習に励みます!私は努力し続けます。夢を叶えるまで」とつづった。団体戦に出場するパリ五輪。中国撃破での金メダル獲得へ、進化を続ける。

スポーツニッポン

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