ドジャース・大谷 揺るがない!松井超えへ不動心 二塁打3四球4出塁も満塁で三振

2024年4月22日(月)1時30分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ ドジャース4−6メッツ(2024年4月20日 ロサンゼルス)

 今季初の3連敗。最近10試合で3勝7敗のドジャースは、地区首位キープも貯金1まで減った。帽子を後ろ向きにかぶって対応した大谷は、現状打破への思いを口にした。

 「特に変えないようにするのが変えたこと。自分の打撃をどんな状況でも変えずにいければと思います」

 「2番・DH」で出場したメッツ戦。5回に6試合連続安打となる右翼線二塁打を放ち、3四球で4度出塁した。だが、一発出れば逆転の2—5の6回1死満塁は内角のカットボールに空振り三振。「あそこはテイク(スイング)するのが、ベストな反応。素晴らしい球だったのでせめてファウルというのが理想」。前日は開幕戦以来、得点圏で21打席ぶりの安打も、得点圏打率は再び1割を切り・095となった。

 12日のパドレス戦で日本選手最多175本塁打に並んでから7試合本塁打なし。それ以上に、好機で結果が出ない現状のもどかしさはある。「フラストレーションももちろんたまると思いますけど、早く切り替えないといけない」。175本塁打の松井秀喜氏の座右の銘は「不動心」。どんな状況でも変わらずに挑むのは、松井氏と同じだ。

 33安打はリーグトップ、打率・359はリーグ2位で19試合連続出塁も続けている。「投打がかみ合っていない。それでも全試合近い点差で粘っている。切り替えていくしかない」と6度も「切り替え」という言葉を発した大谷。「次の一本を打ちたいという気持ちはもちろんありますけど、記録っていうのは特に気にしていない。いいアットバットをこなしていくことが大事」と不動の心で次戦に臨む。(柳原 直之)

スポーツニッポン

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