スナイデル氏、FA杯準決勝でアントニーが見せた行為を非難「マンUが決勝で5-0で負けることを願っている」

2024年4月23日(火)22時50分 サッカーキング

PK戦終了直後のアントニー [写真]=Getty Images

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 マンチェスター・ユナイテッドに所属するブラジル代表FWアントニーがPK戦後に見せた行為が大きな批判を集めているようだ。23日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。

 FAカップ準決勝が21日に行われ、コヴェントリーとマンチェスター・ユナイテッドが対戦した。試合は、スコット・マクトミネイの得点で23分に先制したマンチェスター・ユナイテッドが、前半アディショナルタイムに追加点を奪取。59分にもブルーノ・フェルナンデスがゴールを挙げてリードを3点に広げたが、ここからチャンピオンシップ(2部)ながら快進撃を続けるコヴェントリーが反撃を開始する。71分と79分にネットを揺らして1点差に迫ると、終了間際の90+5分にハジ・ライトが起死回生の同点弾を獲得。結局、延長戦でも決着はつかず、PK戦の結果によりマンチェスター・ユナイテッドが決勝に駒を進めた。

 2シーズン連続の決勝進出を果たしたマンチェスター・ユナイテッドだったが、PK戦で勝ち抜きが決まった際にアントニーが見せた行為が話題となっている。最後のキッカーを務めたラスムス・ホイルンドのもとへと駆け寄った同選手は、ハーフラインでうなだれるコヴェントリーの選手たちに向け、両手で耳を押さえつけるジェスチャーを披露。一連の行為は、「品格がない」「スポーツに反した行為」と現地のメディアなどから批判を受けている。

 そんななか、オランダメディア『Ziggo Sport』に出演した元同国代表MFウェズレイ・スナイデル氏は、「アントニーは自分の行為を恥じるべきだ」と非難。続けて、「彼はそんなことをせずに真っすぐピッチから立ち去るべきだった。マンチェスター・ユナイテッドが決勝で5−0で負けることを願っている」と見解を示した。

また、プレミアリーグを代表する“問題児”として知られるブレントフォード所属のニール・モペイは、「僕ですらそんなことはしないだろう」とSNSで反応。かつてリヴァプールやニューカッスルを率いた経験を持つグレアム・スーネス氏も、「マンチェスター・ユナイテッドは一流だ。しかし、選手があのような振る舞いをするのは最低だ。レアル・マドリードを倒したわけじゃない。コヴェントリーというチャンピオンシップのチームだったんだ」と厳しい言葉を送っている。

サッカーキング

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