悪夢の逆転負けで優勝遠のく ナポリが合宿を実施へ「シーズン前半のクオリティを…」
2022年4月25日(月)19時21分 サッカーキング
ナポリは24日に行われたセリエA第34節でエンポリと対戦。53分までに2点をリードしながらも、80分からの7分間で3失点を喫し、2−3で逆転負けを喫した。残り4試合で首位ミランと勝ち点差「7」、1試合消化が少ない2位インテルと勝ち点差「5」となり、逆転優勝は絶望的な状況となっている。
同試合後、ナポリはクラブ公式Twitterで合宿の実施を宣言。「クラブは、24日から、追って通知があるまで、チーム全体をトレーニングキャンプに参加させることを決定しました」と、ルチアーノ・スパレッティ監督とクラブの合意の下でトレーニングキャンプを行うと発表した。
さらにナポリは25日、合宿に関する声明をクラブ公式サイトに掲載。トレーニングキャンプを行う意図を次のように説明している。
「クラブ、スポーツ理事会、監督、スタッフは、通常の日々のトレーニングスケジュールを継続することが今最も重要なことであると判断しました。シフトはこれまで同様、個々のコンポーネントとグループ全体に大きな焦点を当てます。理論や次の試合の評価についてのミーティングもこれまでと同じように行います」
「特にシーズン前半に見せた選手のクオリティを最大限に引き出すため、批判や問題、誤解、プレーのクオリティをオープンにすることを目的として、夜のディナーミーティングも併せて行います」
ナポリは2019年11月にも、成績不振を理由として、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長が合宿を行うようチームに指示。その時は主力選手が猛反発して会長と真っ向から対立し、クラブは空中分解寸前となっていた。