ドジャース指揮官 大谷翔平とボンズの打球速度を比較「バリーは最高の打者。文句なしだ」

2024年4月25日(木)9時31分 スポーツニッポン

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(51)が24日(日本時間25日)、敵地でのナショナルズ戦前に取材対応。大谷翔平投手(29)とメジャー通算最多762本塁打を誇るバリー・ボンズ氏(59)を比較した。

 ジャイアンツ時代にボンズとプレーした経験のある指揮官は、大谷とボンズの打球速度について問われると「バリーは多くの本塁打を打ち、遠くに飛ばした。スタットキャストはなかったが、公平にならなければいけない。バリーは依然として私が見た中で最高の打者だ。文句なしだ」とボンズに分があると説明した。

 それでも右肘手術明けのシーズンに臨んでいる大谷は、現在のMLBで屈指の打球速度を誇っており、指揮官は「特筆すべきことだ。リカバリーのために費やした労力ゆえだ。翔平に関して(重要なのは)どれだけ強打するかだけではなく、安定した形で強烈な打球を飛ばすことだ。あれほど強烈に打ち続ける選手は(他に)想像もできない。それこそが特筆すべきことだ。何年か前には内野安打を打ったりもしていた。それが今ではすべての打球速度が110マイルだ。それを左右に打ち分ける。1年前を考えると本当に注目すべきことだ」と説明。確実性も備えていることに「高低、外内をカバーできることに関しては最高級だ。高めの速球が打てるし、低めの変化球(を打つため)に素早く体を回転させ、それを柵越えさせる能力を持っている。対極の球を両方打てることは理解を超えている。彼は足を固定させ、バランスをとる。彼は怪物だよ。本当に特別だ」と称えた。

 指揮官の予想を超えているかと問われると「彼はストライクゾーンをコントロールし、すべての球種に対応し、左右両方の投手に対してフィールド全体に打っている。私は毎晩、最高の席でそれを見ている。私もファンのようになってしまいがちだ」とうれしそうに話した。

スポーツニッポン

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