ハリルホジッチ前監督が会見 解任への不満激白「問題は存在しなかった」「怒りが沸き立った」

2018年4月27日(金)17時9分 BIGLOBEニュース編集部

画像はニコニコ生放送より

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サッカー日本代表のハリルホジッチ前監督が27日に記者会見を開き、ロシアW杯直前での解任について心境を告白。また、代表監督としての実績は果たしてきたと自身の正当性を主張した。


ハリルホジッチ前監督は会見で、突然の解任について「人間として深く失望した」「なんて残念なんだろう」と心境を告白。通告を受けてからは「人生で一番つらい時期を過ごしてきた」と話し、日本サッカー協会へは「リスペクトがなかった」と述べた。


また、W杯の予選を突破し、任されてきた仕事はやり遂げてきたと自身の正当性を主張。日本サッカー協会から問題視されたコミュニケーションについては、「3年間選手との問題はなかった。海外組、国内組ともコンスタントに連絡を取り合っていた」と説明した。ただ、人前では選手を批判することはなかったが、ピッチにおいて1対1で話すときは面と向かって言うようにしていたという。そのため、「ストレートな物言いに慣れていない選手がいたのかもしれない」と振り返った。


日本サッカー協会に対しては、「会長にしても西野にしても一度も問題があると言ってくれなかった。誰も何も言わなかった」と不満を吐露。解任の際、田嶋会長からは「これでお別れすることになりました」と打ち明けられ、理由はコミュニケーション不足と説明されたという。怒りが沸き立ったが、会長からは誰とのコミュニケーション不足だったかは説明がなかったとし、ハリルホジッチ前監督としては「問題は存在しなかった」と述べた。


日本サッカー協会は、ロシアW杯を2ヶ月後に控えた今月9日にハリルホジッチ前監督の解任を発表。後任監督は技術委員長の西野朗氏が務める。ハリルホジッチ前監督の解任について、日本サッカー協会の田嶋幸三会長は会見を開き、選手とのコミュニケーションや信頼関係が薄れてきたことなど総合的に評価し、解任を決めたと説明した。

BIGLOBEニュース編集部 BIGLOBEニュース編集部RSS

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