またも…ヤクルト塩見が初球ホームラン直後に交代 ファンからため息が止まらない「理由」

2024年4月27日(土)18時13分 ココカラネクスト

塩見はリードオフマンとして活躍が期待されていた(C)CoCoKARAnext

 4月27日の阪神戦(甲子園)に「1番・中堅」で先発出場した塩見泰隆が、わずか1球で途中交代するアクシデントがあった。

 塩見は初回の先頭で打席に入ると、阪神先発・大竹耕太郎の初球、高めの137キロ直球をフルスイング。左翼スタンドへ飛び込む先制の2号ソロを放った。

【動画】苦悶の表情も…塩見が大竹から初球ホームランを放ったシーン

 しかし打った直後に顔をゆがめるシーンも。ダイヤモンドを1周する際にも歩幅を狭く、やや辛そうな表情を見せるなど、コンディションに異変を感じさせた。直後の中堅守備には赤羽がつくことになり、「わずか1球」での途中交代に甲子園のファンからもどよめきが起きた。

 塩見といえば、走攻守にすぐれ、リードオフマンとしてリーグ連覇のときには欠かせない選手として活躍した。

 しかし自身でも認めるように怪我がちなところがウイークポイントとなっている。昨季も下半身の故障で3度の離脱を強いられ、51試合出場にとどまった。

 昨年5位に低迷したチームはWBC出場組の不振も響いたが、リードオフマンの塩見を欠いたことで打線のやりくりにも影響を与えたとされる。

 塩見自身も怪我が多かった昨季を反省、コンディション管理を今季の目標に掲げ、シーズンフル出場を改めて目指して臨んだシーズンだったが、4月中のアクシデントということで、長期離脱につながらないかが、心配されている。中継(NHK総合)の試合後監督インタビューによれば、第1打席で腰が固まったような状態になり、本人は出場続行を訴えたが、首脳陣が大事を取って、そのまま交代に至ったとされた。

 塩見離脱の一報が流れるとファンの間からも「心配すぎる…」「山田が戻ってきたのに」など、なかなか整わない打線に嘆きの声が上がった。

 チームでは主将の山田哲人が開幕直後のプレーで下半身を痛め、登録抹消。20日に再登録されたばかりだった。

 現在のチームではリーグ2位の打率・312(26日現在)を誇るサンタナ、リーグトップの5本塁打をマークするオスナと両助っ人が必死にチームをけん引するも、投打がかみ合わず、敗れる試合が増えている。

 この日、途中交代となった塩見が軽症であることを祈りたい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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