カブス・今永、79年ぶり快挙のデビュー5戦無傷4勝&防御率0.98 「ゾーン勝負」で7回途中1失点

2024年4月28日(日)1時30分 スポーツニッポン

 ◇インターリーグ カブス7−1レッドソックス(2024年4月26日 ボストン)

 カブス・今永は26日(日本時間27日)、レッドソックス戦に先発し、デビューから無傷の4連勝を飾った。7回途中までソロ本塁打による1失点のみという快投。「リードしている状態で、余裕を持って投げさせてくれたチームメートに感謝したい」とうなずいた。

 オフの移籍交渉ではレ軍も最終候補の一つだった。相手のアレックス・コーラ監督とも面談し、「君の球はユニークで、米国でも発揮してほしい」と褒め言葉をもらった。伸びのある直球とスプリットを軸に4回1死までパーフェクト投球。「ストライクゾーンで勝負できたことが、球数が少なくなった理由」と88球で投げ抜き、試合をつくった。

 日本投手のデビューから4連勝は、6連勝した14年のヤンキース・田中将大(現楽天)以来、4人目。防御率0.98はリーグ2位で、デビューから5戦で4勝0敗し、防御率1点未満は、1945年のデーブ・フェリス(レッドソックス)以来、79年ぶりとなった。

 敵地フェンウェイ・パークは現存する大リーグ最古の球場で、4回にソロを浴びた時は「ずっしりと残るような相手の歓声がして、伝統の重さを感じた」と振り返った。クレイグ・カウンセル監督は「彼はとてもオープンで、よく観察している」と左腕を称賛した。

スポーツニッポン

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