釣り出されて凡退 “一発逆転”の絶好機で打てなかった大谷翔平にロバーツ監督も指摘「高めなら飛ばせると思っていたはずだ」

2024年4月29日(月)9時46分 ココカラネクスト

チャンスで打ち損じてしまった大谷。(C)Getty Images

 決定的なチャンスを逸してしまった。

 現地時間4月28日、敵地のロジャース・センターで行われたブルージェイズ戦にドジャースの大谷翔平は「2番・指名打者」で出場し、4打数無安打に終わった。チームも1-3で敗れている。

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 ドジャースの連勝は「6」で止まった。そのなかで、大谷には絶好機での打席があった。2点差を追う8回の第4打席だ。無死二、三塁と一打逆転というチャンスで打席に入った背番号17は、相手2番手右腕のイミ・ガルシアと対峙する。

 インハイに投じられた97.7マイル(約157.7キロ)の4シームをカットした直後の2球目に大谷は勝負に出る。ふたたびインハイ、それもボールゾーンへの97.1マイル(約156.2キロ)の釣り球を打ちに行くも、バットの根本で詰まらされる格好となって二塁手への力のないフライとなって凡退となった。

 結局、ドジャースはこの回を無得点。得点圏で34打数6安打、打率.176となった大谷の凡打が流れを逸してしまった感は否めない。

 ゆえに指揮官からも指摘が飛んだ。試合後にドジャースの地元局『Sports Net LA』の取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は、「いい試合で、我々にも(勝てる)チャンスはあった」としたうえで、大谷が凡退した8回の絶好機を次のように振り返っている。

「高めのゾーンなら、おそらく彼は打球を(外野に)飛ばせると思っていたはずだ。だけど、打ち損じてしまった。それも野球さ」

 まだまだシーズンは始まったばかり。ここからミスショットをどれだけ減らしていけるかが、大谷にとってさらなる飛躍のカギとなりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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