中大の新主将・吉居駿恭 織田記念の5000Mを2連覇「うれしかった。精神的に強くなった」

2025年4月29日(火)21時46分 スポーツ報知

1着でゴールする吉居駿恭(カメラ・岩田 大補)

◆陸上 織田記念(29日、広島広域公園陸上競技場)

 男子5000メートル決勝で、中大の吉居駿恭(4年)が13分26秒31で2連覇を飾った。レース後は「うれしかったです。最後はしっかり上げていくことができて(13分)20秒台だったので、まずまず。でも自己ベスト(13分22秒01)を出したいっていうところがあるので、もっと速い展開のレースに出たい」と振り返った。

 吉居は序盤、集団の後方でレースを進め徐々に前方へ。ラストスパートでも強さが光っていた。

 中大は今年の第101回箱根駅伝(1月2、3日)で往路2位、総合5位と底力を見せつけた。吉居は1区(21・3キロ)で積極的に飛び出し、歴代4位の1時間1分7秒で区間賞を獲得。今季は主将に就任し、「精神的に強くなったというか、少し内面の部分で成長したと思っています。一番引っ張っていく立場として、甘い部分を自分の中で出さないように意識してやっています」と強い責任感を口にする。

 今季、チームとして目標に掲げるのは「箱根駅伝総合優勝」。1996年以来30年ぶり歴代最多15度目の箱根路制覇へ、主将として「まだ力不足だと感じている。良いキャプテンになれるように頑張ります」と意気込んだ。

スポーツ報知

「記念」をもっと詳しく

「記念」のニュース

「記念」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ