中上貴晶「かなり戦闘的な走りができた。マシンにはとても自信がある」/MotoGP第6戦スペインGP初日

2022年4月30日(土)11時6分 AUTOSPORT web

 4月29日、2022年MotoGP第6戦スペインGP MotoGPクラス初日のフリー走行1回目、2回目がスペインのヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は初日総合5番手に入った。


 2週連続開催となった第6戦スペインGPは、終日青空が広がり絶好のコンディションとなった。しかし午前に行われたFP1は、前日に降った雨の影響でコース上にウエットパッチが残る微妙な路面コンディションでの走行となった。フロント、リヤともにミディアムタイヤを履いて快調にラップを重ねた中上は、セッション中に計20周回をし、1分38秒458の6番手で終えた。


 午後に行われたFP2では、フロント、リヤともにハードタイヤを履いて走行を始めた中上は、1分38秒台で周回を重ねた。セッション終盤にフロントにハードタイヤ、リヤにソフトタイヤへと履き替えた中上は、全体ベストタイムとなる1分37秒778で一時トップタイムをマークした。その後も1分37秒581までタイムを削り、FP1より0.877秒タイムを短縮して5番手とひとつポジションを上げて初日の走行を終えた。


 ヘレスは、中上が得意とするサーキットで過去の2大会、2020年の第3戦アンダルシアGPと2021年の第4戦スペインGPは自身のベストリザルトとなる4位でフィニッシュをしている。初日に良いスタートを切れた中上は、2日目のフリー走行3回目で引き続きトップ10をキープしてダイレクトでのQ2進出を目指し、予選では今季初のフロントロウ獲得を目指す。


■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶(FP1:6番手/FP2:5番手)

「ここまでのところは順調です。FP1とFP2の両方でかなり戦闘的な走りができました。午前中から午後のFP2に向けてコンディションがかなり変わり、マシンのグリップをいくつのコーナーで改善しなければなりませんが、両方のセッションで速さがありました」


「マシンにはとても自信があります。とてもうれしいです。引き続き一生懸命取り組み、ラップタイムを向上させ、さらに自信を付けたいです」

中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第6戦スペインGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第6戦スペインGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第6戦スペインGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第6戦スペインGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第6戦スペインGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第6戦スペインGP

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