大谷翔平が今季初の1試合3三振…二・三塁の好機でもバットが空を切る チームは延長10回タイブレイクで逆転サヨナラ負け

2024年5月1日(水)15時55分 ココカラネクスト

大谷は初回に2試合連続安打を放ったが好機では凡退した(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間4月30日(日本時間5月1日)、敵地チェイス・フィールドでのダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」で出場し、5打数1安打3三振という成績だった。チーㇺは延長10回タイブレイクの末、3-4で逆転サヨナラ負けを喫した。

【動画】急きょ始球式に登場したのは?ハチを駆除したヒーロー、マット・ヒルトンさん

 大谷は初回一死の第1打席、ブランドン・ヒューズの6球目スライダーを捉えて、中堅へ抜ける安打を放った。これで2試合連続安打となった。

 4回の第2打席は、めずらしく一度もスイングを仕掛けることなく見逃し三振に終わっている。5回の第3打席は一死二・三塁の場面で空振り三振に切って取られた。チャンスでは厳しい打席が続いている大谷。満塁と二・三塁の場面ではともに無安打と結果が出ていない。

 7回の第4打席もカウント2-2から空振り三振に倒れ、これで今季初の1試合3三振を喫してしまった。延長10回タイブレイクに突入した第5打席では、無死一・二塁でヤクルトでも活躍したスコット・マクガフに二ゴロに打ち取られた。

 また、この日は、試合前にバックネット最上段にハチの大群が集まり、試合開始が1時間55分遅れるというハプニングが発生し、現地時間20時35分(日本時間12時35分)に開始となった。

 ハチの駆除業者のマット・ヒルトンさんによって見事にハチの巣が駆除されると歓声が起こった。この日の“ヒーロー”となったヒルトンさんは、試合前の始球式も務めるという大役までこなした。

 米紙『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者のXによると、「ハチの駆除業者のマット・ヒルトンさんはダイヤモンドバックスの試合中継のインタビューで、チェイスフィールドのハチについての電話を受けたときは、子どものティーボール(子ども向けの野球)の試合を見ていたと語った」と、紹介している。

 米メディア『FOX Sports: MLB』はXで、マット・ヒルトンさんを「彼は静かな守護者であり、用心深い守護者です」と表現した。

 試合は、その“静かな守護者”によって無事成立したが、期待されていた大谷のチェイスフィールドでの“25球場制覇弾”の達成はならなかった。明日こそ、26日(同27日)のブルージェイズ戦で放った7号先制ソロ以来となる4試合ぶりのアーチは生まれるか、注目だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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