「覚醒の兆しとは限らないが…」ド軍34歳“笑顔”の今季1号に「安堵のため息をつくことができる」完全復活なるか

2025年5月1日(木)8時40分 ココカラネクスト

マンシーが今季1号アーチを放った(C)Getty Images

 ドジャースが現地時間4月30日(日本時間5月1日)、本拠地でのマーリンズ戦に12−7で大勝。先発のトニー・ゴンソリンは6回77球6安打9奪三振3失点で今季1勝目を手にした。2023年9月にトミー・ジョン手術を受けた右腕にとって、同年8月12日以来627日ぶりとなる復活勝利となった。

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 その勝利をアシストしたひとりが、この日、「6番・三塁」でスタメン出場したマックス・マンシー内野手(34)だ。マンシーは2回に中堅右へ先制1号ソロを放つと、ポンと手を叩き、人差し指を突き上げて喜びを表現した。また、7回には右翼への三塁打を放って4打数2安打1打点2得点の成績を挙げている。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は「マックス・マンシー、ついに2025年の到来を宣言」と題した記事を掲載。打率1割台と苦しんでいたマンシーの活躍を取り上げた。

 記事では「マンシーは最近、笑顔になる理由があまりない。マンシーのような、守備が苦手でパワーで名を馳せてきた選手にとって、これは非常に悪い兆候だ」と記したが、今季の1号がようやく飛び出し、笑顔を見せたマンシーに「これで我々は一斉に安堵のため息をつくことができる」と伝えた。

 「ソロ本塁打1本が必ずしも完全な覚醒の兆しとは限らないが、マンシーが眠りから覚め始めたことを意味していると期待したい。スランプは彼の精神面を蝕んでいたはずだが、少なくともこのホームランは自信を取り戻し、彼がこれまでどれほどの実力を発揮してきたかを思い起こさせるだろう」と、今後の完全復活に期待していた。

 さらに「ロースターに残るに値することを証明するには、まだ多くの努力が必要だが、これは正しい方向への一歩だ」とし、「開幕からのスランプから立ち直ることができれば、来季も残留するだけの十分な理由になるだろう」と指摘した。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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