トラブゾンスポルが38年ぶりのトルコ1部リーグ制覇!…狂喜のファンがピッチ埋め尽くす

2022年5月1日(日)13時35分 サッカーキング

リーグ制覇を喜ぶトラブゾンスポルのサポーターたち [写真]=Anadolu Agency via Getty Images

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 トラブゾンスポルが4月30日、1983−84シーズン以来となる38年ぶりのスュペル・リグ(トルコ1部リーグ)優勝を果たした。

 トラブゾンスポルは同日、スュペル・リグ第35節でアンタルヤスポルをホームに迎えた。開始3分にデンマーク代表FWアンドレアス・コルネリウスのゴールで幸先よく先制したが、後半に入って51分に失点。62分にトルコ代表FWドルクハン・トキョズのゴールで勝ち越したが、終盤の80分に再び失点して2−2で引き分けた。

 この結果、3試合を残して2位のフェネルバフチェとの勝ち点差は「9」となった。勝ち点で並ばれる可能性は残しているが、トラブゾンスポルはフェネルバフチェとの対戦で1勝1分と勝ち越しているため、38年ぶり7回目のリーグ制覇が決まった。

 トラブゾンスポルは今季開幕3連勝を飾ると、第16節でアンタルヤスポルに敗れるまで12勝3分で15試合無敗をキープ。第35節までにわずか2敗と首位を快走し、悲願のトルコ王者に輝いた。

 38年ぶりのリーグ制覇にファンは狂喜した。トルコ紙『ヒュッリイェト』によると、後半アディショナルタイム4分に試合終了前にもかかわらず、一部のサポーターが喜びのあまりピッチへ乱入したという。スタジアムのアナウンスや警備員たちの努力によってサポーターはスタンドに戻り、7分後に試合は再開したようだ。中にはコーナーフラッグをもぎ取ったファンもいたが、まだ試合が終了していないことを知ると、しっかりコーナーフラッグを埋めてスタンドに戻っていったという。

 また、試合終了のホイッスルが鳴ると、数千人のファンがスタンドを飛び出し、ピッチを埋め尽くして選手や監督らと優勝の喜びを分かち合った。さらに、本拠地のトラブゾン市の中心部やイスタンブールのタクスィム広場などでもファンがお祭り騒ぎでタイトルを喜んだようだ。

サッカーキング

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