カラスコ獲得を狙うバルサ、約30億円の支払いに難色?…F・トーレスとのトレードを提案か

2023年5月2日(火)11時48分 サッカーキング

(左)カラスコと(右)フェラン・トーレスのトレード案が浮上? [写真]=Getty Images

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 バルセロナ所属のスペイン代表FWフェラン・トーレスとアトレティコ・マドリード所属のベルギー代表MFヤニック・カラスコに、トレード移籍の可能性が浮上しているようだ。5月1日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 かねてからカラスコへの関心が明らかになっているバルセロナ。今冬にもオランダ代表FWメンフィス・デパイを交渉材料に含めるなどして獲得を狙ったものの、移籍は実現しなかった。しかし、カラスコを巡っては、バルセロナが今夏の移籍市場での優先獲得権を手にしたと複数の現地メディアが報道。現行契約を2024年夏まで残す同選手の契約解除条項は6000万ユーロ(約90億円)程度に設定されているが、バルセロナが今夏に優先獲得権を行使する場合、2000ユーロ(約30億円)での取引が可能になるという。

 しかし、今回の報道によると、深刻な財政難を抱えているバルセロナは、この2000万ユーロ(約30億円)の支払いに難色を示している模様。金銭取引での獲得が困難であると見た同クラブは、現在アトレティコ・マドリードに対して、F・トーレスとのトレードを提案しているという。昨年1月にマンチェスター・Cから加入した現在23歳のF・トーレスだが、チーム内での序列は必ずしも高いとは言えず、来る夏の移籍市場での売却も度々噂されている。

 ディエゴ・シメオネ監督をはじめとしたアトレティコ・マドリード幹部は、F・トーレスの獲得に興味を示しておらず、2000万ユーロ(約30億円)に設定されている移籍金の値下げに応じる意思もないという。バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督は、カラスコに強い関心を寄せているものの、現時点では交渉成立の可能性は低いようだ。

 果たして両クラブは来る夏の移籍市場に向けてどのような動きを見せるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

サッカーキング

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