日没ギリギリで終了 蝉川泰果がロケットスタートの2位「自分らしいプレーができた」

2024年5月3日(金)11時57分 ALBA Net

初日から好調 暫定2位発進の蝉川泰果(写真は先週)(撮影:米山聡明)

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<ザ・CJカップ・バイロン・ネルソン 初日◇2日◇TPCクレイグランチ(米テキサス州)◇7414ヤード・パー71>

悪天候の影響によりスタート時間が大幅に遅れた大会初日。午後スタート、最終組からひとつ前のグループでスタートした蝉川泰果が8バーディ・1ボギーの7アンダーでホールアウト。日没ギリギリで18ホールを完走し、暫定2位タイの好発進を決めた。


出だしの1番で5メートルを沈めてバーディ発進。ひとつのボギーを叩きながらも前半で4バーディ。後半に入っても勢いは止まらず、2度の連続バーディで4つのアンダーを積み重ねた。

「先週からパッティングの調子も少し上がってきて、1時間遅れた中でのスタートだったんですけど、あまり緊張せず、自分らしいいつものプレーができたのかなと思います」

パー3を除いた14ホールでフェアウェイキープは12ホール。「ドライバーも自分が良かった時のフィーリングに近づいてきている」と安定したティショットが好スコアに結びついた。「あしたも楽しみかなと思っています」と、自信を深める一日に満足の表情を浮かべる。

今年は1月の「ソニー・オープン・イン・ハワイ」を皮切りに、ここまで推薦で米国男子ツアー4試合に出場。国内開幕戦の「東建ホームメイトカップ」は予選落ちに終わったが、先週の日欧共催大会では24位タイと調子を上げていた。

将来的な海外進出を熱望する蝉川にとって、米ツアーでの結果は何よりの推進材料。持ち前のアグレッシブなゴルフで、好成績を残す気持ちが強い。

「きょうみたいなバーディをたくさん獲れるプレーを続けていきたい」と首位と1打差から、2日目は朝のティオフでさらなるバーディラッシュをにらむ。「あまり今の順位を意識せずに、きょうみたいなゴルフができるように頑張りたいなと思います」。日本ツアーをアマチュアで2度制した男が、テキサスでその名をとどろかす構えだ。


<ゴルフ情報ALBA Net>

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