冨安健洋が先発復帰のボローニャ、パラシオ3発でフィオレンティーナに3度追いつきドロー

2021年5月3日(月)0時2分 サッカーキング

ボローニャとフィオレンティーナが対戦した [写真]=Getty Images

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 セリエA第34節が2日に行われ、DF冨安健洋が所属するボローニャはフィオレンティーナと対戦した。冨安は負傷から復帰して5戦ぶりの先発出場を果たし、75分までプレーした。

 20分、フィオレンティーナはエリック・プルガルのミドルシュートが相手DFアダマ・スマオロのハンドを誘ってPKを獲得する。キッカーを務めたドゥシャン・ヴラホヴィッチはゴール右下隅に突き刺し、アウェイチームが先制する。

 ボローニャは31分に試合を振り出しに戻す。エマヌエル・ヴィニャートがマティアス・スバンベリとのパス交換で右から中央へと切り込み、密集の間を通してゴール前に縦パスを供給。反応したロドリゴ・パラシオが流し込んだ。

 フィオレンティーナは44分、セットプレーから決定機。セカンドボールに反応したジャコモ・ボナヴェントゥーラは、胸トラップから右足で強烈なドライブシュートを放ったが、ボールはクロスバーをかすめて外れた。前半は同点で折り返した。

 後半に入っても一進一退の攻防が続くなか、フィオレンティーナは64分に勝ち越す。ロレンツォ・ヴェヌーティのクロスをボナヴェントゥーラが押し込んだ。しかし71分、ボローニャはヴィニャートのクロスにパラシオが頭で合わせて再び追いつく。

 すると73分、フィオレンティーナがまたしても勝ち越し点を奪う。左コーナーキックからプルガルが送ったボールは中央の密集を通過し、ファーサイドでヴラホヴィッチが押し込んだ。だが84分、ヴィニャートのパスに抜け出したパラシオがハットトリックを達成し、三たびボローニャが試合を振り出しに戻す。

 試合はこのまま終了。ボローニャは2試合ぶりのドローで3戦未勝利、フィオレンティーナは2試合連続のドローで3戦未勝利となった。次節、ボローニャは8日にアウェイでウディネーゼと、フィオレンティーナは同日にホームでラツィオと対戦する。

【スコア】
ボローニャ 3−3 フィオレンティーナ

【得点者】
0−1 20分 ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(フィオレンティーナ)
1−1 31分 ロドリゴ・パラシオ(ボローニャ)
1−2 64分 ジャコモ・ボナヴェントゥーラ(フィオレンティーナ)
2−2 71分 ロドリゴ・パラシオ(ボローニャ)
2−3 73分 ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(フィオレンティーナ)
3−3 84分 ロドリゴ・パラシオ(ボローニャ)

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