リヴァプール、大苦戦もプレミア制覇に望みつなぐ勝利 しかしサラーが頭部負傷交代…

2019年5月5日(日)5時42分 サッカーキング

決勝点を決めたオリジ [写真]=Getty Images

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 プレミアリーグ第37節が4日に行われ、ニューカッスルとリヴァプールが対戦した。

 3戦負けなしのニューカッスルは5−4−1の布陣。武藤嘉紀はベンチスタートとなった。チャンピオンズリーグ準決勝第1戦、バルセロナとのアウェイゲームで0−3の敗戦を喫してから中2日のゲームとなったリヴァプールは、ロベルト・フィルミーノがベンチ外。ダニエル・スタリッジがセンターフォワードに入った。

 試合は開始13分、トレント・アレクサンダー・アーノルドの右CKにフィルジル・ファン・ダイクがヘディングで合わせてリヴァプールが先制すると、ここからオープンに。20分、ニューカッスルは右サイドでボールを回して逆サイドのエリア内へ大きく展開すると、マット・リッチーの折り返しをサロモン・ロンドンがダイレクトシュート。アーノルドがブロックに入ったが、こぼれ球をクリスティアン・アツが蹴り込んで、すぐさま同点に。

 今度は28分、右サイドのスローインからスタリッジのヒールパスをもらったアーノルドのクロスに、モハメド・サラーが右足ボレーで合わせて、リヴァプールが勝ち越して前半を終える。

 後半に入ってホームの声援に押され、鋭く攻めるニューカッスルは54分に追いつく。右CKの流れから最後はロンドンが決めた。リヴァプールには追い打ちをかけるように、69分にサラーが負傷。ゴール前での浮き球の競り合いで、GKマルティン・ドゥブラフカと接触し、頭部を激しく打ち、担架で固定されてピッチを後にすることになった。

 プレミアリーグ優勝が遠のく結果となりかけたリヴァプールだったが、交代選手が結果を出す。ジェルダン・シャキリの右サイドからのFKに、サラーとの交代で入ったディヴォック・オリジがヘディングで合わせてネットを揺らした。これが決勝点となり、3−2でリヴァプールが競り勝った。ニューカッスルの武藤は試合終盤に途中出場している。

 勝ち点を94としたリヴァプールは6日に試合を控えるマンチェスター・Cに勝ち点2差をつけて暫定で首位浮上。優勝の行方は最終節までもつれることになった。今後は、中2日でバルセロナとのCL準決勝第2戦をアンフィールドで戦い、プレミアリーグ最終節でウルヴァーハンプトンをホームに迎える。ニューカッスルはアウェイでフルアムと対戦する。

【スコア】
ニューカッスル 2ー3 リヴァプール

【得点者】
0−1 13分 フィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール)
1−1 20分 クリスティアン・アツ(ニューカッスル)
1−2 28分 モハメド・サラー(リヴァプール)
2−2 54分 サロモン・ロンドン(ニューカッスル)
2−3 86分 ディヴォック・オリジ(リヴァプール)

【スターティングメンバー】
ニューカッスル(5−4−1)
マルティン・ドゥブラフカ;ハビエル・マンキージョ、ファビアン・シェア(90+1分 武藤嘉紀)、ジャマール・ラッセルズ、ポール・ダメット、マット・リッチー;アジョセ・ペレス、キ・ソンヨン、アイザック・ヘイデン、クリスティアン・アツ;サロモン・ロンドン

リヴァプール(4−3−3)
アリソン;トレント・アレクサンダー・アーノルド、デヤン・ロヴレン(84分 ジェイムズ・ミルナー)、フィルジル・ファン・ダイク、アンドリュー・ロバートソン;ジョーダン・ヘンダーソン、ファビーニョ、ジョルジニオ・ワイナルドゥム(66分 ジェルダン・シャチリ);モハメド・サラー(73分 ディヴォック・オリジ)、ダニエル・スタリッジ、サディオ・マネ

サッカーキング

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