「順位なんて関係なく勝ちたい」バルベルデ監督、クラシコに意欲
2018年5月6日(日)15時56分 サッカーキング
バルセロナはすでに国王杯を優勝。また、リーガ・エスパニョーラ優勝も確定させており、レアル・マドリードとの勝ち点差は「15」となっている。クラブ公式サイトがバルベルデ監督の記者会見でのコメントを伝えている。
「クラシコはクラシコであり、とても重要な試合だ。幸いにも、我々はすでにリーガ・エスパニョーラでチャンピオンだ。しかし、ライバルとして両者のファンにとっては、たくさんの意味がある一戦だ」
「順位なんて関係なく、我々は勝ちたい。同時に、彼らも間違いなくそう考えている。彼らは私たちのゴールをこじ開けに来るだろうね。良い試合を期待したい」
「いつでもクラシコが大好きだ。我々の勝ち点がもう少し近ければもっとエキサイティングだっただろうね。明日我々は最高のチーム同士の、最高の試合を目にすることは間違いない」
また、同監督は退団が決定しているスペイン代表MFアンドレス・イニエスタについて次のように話した。
「これは最後のリーグ戦ではない。バルセロナとスペインサッカーにおいて、イニエスタがどれだけ重要かは理解しているが、まだ残り3試合が残っている。明日はアンドレス・イニエスタにとって、バルセロナとレアル・マドリードの最後の試合。最初と最後というのは、常になんともいい難い、意義深いものがある」
リーガ・エスパニョーラとチャンピオンズリーグ(CL)どちらがより重要か、という質問については次のように答えた。
「リーガはより長いタームで、悪循環に陥らないために努力が必要だから、終始気が抜けない。CLはその時点での状況に左右される。いずれにせよどちらとも困難であるね。しかし、監督として私はリーガをより高く評価したい」
シーズンを通して無敗記録を「41」とし、現在も継続中のバルセロナ。バルベルデ監督は無敗でシーズンで終えることの重要性と難しさを語った。
「リーグでフルシーズン無敗で終えることは、我々にとってとても重要であり、困難なことでもある。タフな試合になるだろうね」