プロがその場でクルンと回れるのは“肋骨”を意識しているから! スエ―をなくす3つのドリルを紹介

2024年5月11日(土)13時30分 ALBA Net

ダフリの要因の一つであるスエ―。どう直せばいい?(撮影:佐々木啓)

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アイアンショットの代表的なミスといえばダフリ。アマチュアがダフってしまう主な原因として「手打ち、アーリーリリース、スエ—の3つだと思います」と、2022年にツアー史上2人目の2週連続ホールインワンを達成した尾崎慶輔は話す。今回は「スエ—」の直し方と効果的なドリルを紹介してくれた。




ダフリの要因で意外に多いのが軸ブレです。初心者だけでなく、普段はダフらない上級者でもラウンド後半に疲れがたまってくると、知らず知らずのうちに体が左右に動いていることがあります。軸ブレは打点が狂う大きな要因なのです。軸をキープしてスイングするなら、肋骨を意識してください。背骨を中心にしてバックスイングでは右の肋骨を後ろに引き、ダウンスイングでは左の肋骨を後ろに引きます。すると、その場でクルっと回転しやすくなるはずです。このスイングイメージだと、肩甲骨もスムーズに動くので、手打ち防止にも効果的ですよ。


また、スエ—といってもバックスイングで右にブレやすい人と、ダウンスイングで左に突っ込む人といると思います。バックスイングで右にブレる人は、両足閉じドリルがおすすめです。両足を閉じて小さい振り幅でスイングし、軸がブレない感覚を身に付けましょう。


さらに、ダウンスイングで左に突っ込む人には、超オープンスタンスドリルがおすすめ。左足を50センチくらい引いて、右足体重のままスイングすれば突っ込みが改善されるはずです。


最後に、難易度は高いですが、フェアウェイウッドでのハイティ打ちも紹介したいと思います。ドライバーくらい高めにティアップしたボールをフェアウェイウッドでクリーンに打つ(ティに当てない)には、手首がほどけたり軸ブレしたりしてはいけません。このドリルができるようになれば、ダフリは怖くなくなると思います。小さなスイングからぜひ試してくださいね!


■尾崎慶輔
おざき・けいすけ/1991年生まれ、徳島県出身。明徳義塾高時代に「高知アマ」を制覇。東北福祉大4年時にプロ宣言。2022年には史上2人目の2週連続ホールインワンを達成。今季は下部のABEMAツアーを主戦場とし、第2戦となる「i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘」で2位タイの活躍を見せた。平川カントリークラブ所属。


◇ ◇ ◇

●チェックポイントをいくつも意識していると、動きがぎこちなくなってしまうことも……。それよりも、「○○○のように振ってみて」と言われた方が、イメージが広がって良いフォームになることがあるのでは? 悩めるアナタには関連記事【豆腐、アイス、弓矢にメンコ……アナタに合うのはどれ〜】がオススメ。一発開眼の可能性を秘めていますよ!


<ゴルフ情報ALBA Net>

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