佛教大が2季連続61度目のリーグ優勝 七條主将「自分たちの代で全国へ行ける喜びは大きい」

2024年5月11日(土)15時44分 スポーツニッポン

 ◇京滋大学野球 佛教大7—0花園大(7回コールド)(2024年5月11日 HPLベースボールパーク)

 京滋大学野球1部春季リーグは最終節の1回戦2試合を行い、勝ち点4の佛教大が2季連続61度目の優勝を決めた。勝ち点3で優勝の可能性を残していた花園大を直接対決で破り、今節で勝ち点を落としても、勝率で上回ることが確定したため。佛教大は6月6日に開幕する全日本大学野球選手権大会(神宮、東京ドーム)に出場し、1回戦で四国大学野球連盟の代表校と対戦する。

 優勝を決めた後、主将の七條太一(4年=文徳)は一塁ベンチ前で高々と胴上げされた。下級生から試合に出場しているが、最上級生として、キャプテンとして味わうリーグ優勝は格別だった。

 「キャプテンとしてのプレッシャーっていうのを強く感じていた。自分たちの代で全国へ行ける喜びは、とても大きく感じました」

 大逆転負けがチームを引き締めるきっかけとなった。4月20日の京都先端科学大戦2回戦。7回表終了時の7—2から、裏に6点を奪われて7—8で敗れた。

 「チームが変わらないといけないというところで、練習から厳しさを出してやってきた」

 この日は勝てば優勝が決まる大一番。2回の先制点は相手のスキを突いたものだった。4番・岡野翔海(4年=神戸国際大付)が打った一塁線上のファウルフライを相手野手陣が見失って捕れず。岡野は直後の球を安打にして塁に出た。その後、2死二、三塁から小池陸斗(3年=県和歌山商)の中前適時打で2点を先制。5回には2死満塁から岡本遥輝(2年=社)の左前適時打で2点を追加するなど着実にリードを広げた。7回は1死から安打の小谷慈温(3年=花園)が盗塁と暴投で三塁に進み、左犠飛でコールド勝ちを決める生還。最後までスキを見せなかった。

 「佛教大は自分が入った時から守って勝つチーム。スキがあればどんどん突いていく。自分たちの野球をしっかり、全国でもやりたい」

 まだリーグ戦は残っている。12日の花園大との2回戦を制し、勝ち点5の完全優勝で全国大会に乗り込むつもりだ。

スポーツニッポン

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