細野勇策 6点差3位 羽川以来のレフティーVへ「3バーディーで追いつく」

2024年5月11日(土)18時41分 スポーツニッポン

 ◇男子ゴルフツアー バイ・ザ・プレーヤーズ第3日(2024年5月11日 ザ・クラブビレッジ=7172ヤード、パー72)

 2位から出た細野勇策(21=三共グループ)が1イーグル、2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの4点をプラスし、通算26点で首位と6点差の3位につけた。

 今大会はパー0、バーディー2、イーグル5、アルバトロス8、ボギーはマイナス1、ダブルボギー以上はマイナス3とカウントして総得点を競うステーブルフォード方式で行われている。

 2バーディー、1ボギーで迎えた12番パー5。細野は523ヤードのパー5で2オンに成功。5メートルのイーグルパットを沈め、5点を追加。この時点で首位に立った。しかし、「イーグルがあって舞い上がった」とこの後、精神的にコントロールが効かず、「良いショットが全く打てなくなった」と失速。14番でボギー、15番でダブルボギーを叩いた。

 今大会はキャディーが見つからず、自らバッグを運ぶ。「自分としてはやりやすい。考えたことが結果につながる」と話す。14番以降のプレーについては、「自分でゴルフを持ち直したかった。もう一度、(良い方向に)戻ってくることを考えられるようになれたらいい」と反省した。

 首位とは6点差あるが、「バーディーを3つ取れれば追いつく。大きな差とは思わない」と射程圏内ととらえている。最終日は自身のツアー初勝利、そして、91年のダイドードリンコ静岡オープンを制した羽川豊以来、33年ぶりのレフティーVが懸かる。「ここ最近は不調だったので、こんなにすぐ優勝争いができるとは思わなかった。明日は優勝目指して伸ばしていきたい」と表情を引き締めた。

スポーツニッポン

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