ホンダ田辺TD「パッケージが徐々に向上。トラブルなくパワーユニットの調整作業を行えた」F1スペインGP金曜

2018年5月12日(土)6時45分 AUTOSPORT web

 2018年F1スペインGPの金曜、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーはフリー走行1=10番手/2=14番手、ブレンドン・ハートレーはフリー走行1=18番手/2=18番手だった。


 FP1では風が強く、ハートレーがコースオフを喫する場面もあったが、ふたりは予定されたプログラムをこなしセッションを終了。FP2ではセッション中盤にガスリーがフロアにダメージを負い、交換作業が必要になり、ハートレーのマシンについてもフロアの修復作業がなされた。ふたりはその作業後にスーパーソフトタイヤでアタックしたが、クリアラップを取ることができなかったということだ。


 ホンダは、パワーユニットに関しては、これまでのデータを基に、エネルギーマネジメントに重点をおいた調整と、サーキット特性に合わせたドライバビリティの調整を行い、トラブルなく初日を終えたと振り返っている。


■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ホンダF1テクニカルディレクター田辺豊治
 難しい週末になった過去2戦からのフィードバックもあり、我々のパッケージはここスペインで徐々に機能してきたように感じます。マシンのダメージにより、やや長いピットストップはありましたし、風が強く難しいコンディションではあったものの、おおむね問題なくプログラムを消化できた一日でした。ただ、午後のセッションではトラフィックの影響により、クリーンな状況下でタイムアタックができなかったことは残念です。


 このサーキットではオーバーテイクが難しく、予選が重要になるので、PU側も明日の予選を重視したセッティングで挑むことになると考えています。


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