東大、杉浦のバックスクリーン直撃弾でリードも...法大に逆転負け

2024年5月12日(日)13時42分 スポーツニッポン

 ◇東京六大学野球・第5週第2日 法大7—4東大(2024年5月12日 神宮)

 東大が法大相手に昨年10月8日の同カード以来のリーグ戦白星を逃がした。3—3で迎えた7回1死、杉浦海大捕手(かいと、3年=湘南)がリーグ戦初アーチとなるバックスクリーン直撃弾で一時勝ち越し。だがその裏に2点を奪われ、逃げ切りを許した。

 それでも今秋ドラフト候補の法大左腕・吉鶴翔瑛(4年=木更津総合)を7回4失点でKOするなど、最後まで食い下がった。

 先週の早大戦から正捕手となった杉浦は3回に左前へリーグ戦初安打を放つと、7回には初球のカットボールをかっ飛ばした。「キャッチャーとして配球を読めた。でもまさかあそこまで伸びてくれるとは。自分のスイングができてうれしかった」。下級生主体のフレッシュリーグ(神宮)で本塁打を放っているが、歓声を背に球場を回る感動は格別だった。

 とはいえ善戦では意味がないことは守備の要として理解している。「まず1勝して勝ち点につなげたい」。今春ラストゲームとなる次週の立大戦へ「投打どちらともしっかり対策して、法政戦と同じ熱量でしっかり研究して、東大らしい野球をしたい」と力を込めた。

スポーツニッポン

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