【巨人】先発・戸郷翔征、5回4失点で降板 押し出し四球に2被弾…今季初勝利はまたもお預け

2025年5月13日(火)20時28分 スポーツ報知

3回無死二塁、小園海斗に追加点となる中前適時打を打たれた戸郷翔征(カメラ・義村 治子)

◆JERA セ・リーグ 広島—巨人(13日・マツダスタジアム)

 巨人は開幕投手の戸郷翔征が、自身5登板目で今季初勝利を目指して先発したが、2本のソロ本塁打を浴びるなど、5回まで8安打4失点で降板し、またも今季初勝利はならなかった。

 戸郷は1回1死から菊池涼介内野手に四球、ファビアン外野手に中前打、末包昇大外野手も四球で歩かせ、いきなり1死満塁のピンチ。ここで、5番・坂倉将吾捕手にもストレートの四球を与え、押しだしで1点を先取された。

 2回は2死から1番・中村奨成外野手に、左中間スタンドに運ばれる1号ソロ本塁打。連続での失点でリードを2点に広げられた。

 戸郷はさらに3回にも追加点を許した。先頭の坂倉将吾捕手に右中間を破る二塁打を打たれると、続く小園海斗内野手に初球のカーブをとらえられ中前適時打。3点目を奪われた。

 3点を追う巨人が5回に反撃。ソフトバンクからトレードで加入して即1軍に合流、即先発出場のリチャード内野手が、広島の先発・森翔平投手から、左中間スタンドに飛び込む1号ソロ本塁打。阿部慎之助監督のスタメン起用にこたえる22年7月13日のオリックス戦以来、1035日ぶりの1軍での一発で2点差とした。

 しかし、戸郷は5回にも失点。先頭の末包昇大外野手に、打った瞬間にわかる左翼スタンド場外に消える特大の6号ソロ本塁打。再び、リードを3点に広げられた。

 巨人が6回に反撃。1死から増田陸内野手、キャベッジ外野手の連続中前打での1死一、二塁から、5回の第2打席で1035日ぶりの1軍での一発となる、移籍後初ヒットの1号ソロ本塁打を放ったリチャード内野手が左前打で続き満塁とチャンスを広げると、広島の先発・森翔平投手は降板。2番手で登板した森浦大輔投手から、浅野翔吾外野手が左犠飛を放ち、三塁からリチャードが帰り2点目を挙げ、2点差とした。

 戸郷は6回の打席で代打を送られ降板、6回からは2番手で船迫大雅投手が登板した。1死から中村奨に打ち取った当たりの右前打を打たれ、送りバントで2死二塁とされたが、ファビアン外野手を見逃し三振に抑えた。

スポーツ報知

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