中日が球団初のOB戦を開催 監督に権藤、谷沢の両レジェンドを迎え、往年の名選手がズラリ
2024年5月13日(月)18時33分 スポーツニッポン
中日新聞社と中日ドラゴンズOB会が13日、7月25日にバンテリンドームで球団初のOB戦「DRAGONS CLASSIC GAME2024」の開催を発表した。小松辰雄OB会長(65)と山崎武司副会長(55)が同ドーム内で会見。法元英明総監督(89)以下、権藤博(85)、谷沢健一(76)両監督と出場予定の9選手の名前も発表された。
昨年就任した小松会長は「去年11月のOB会総会で山崎副会長と“何かやりたいな”と。大レジェンドの方も出られるように交渉している。もちろん、辞めてすぐの選手も出るはずなので期待して下さい」とコメント。山崎副会長も「ここ最近、中日が低迷している。OBも厳しい言葉も言いますが、言葉だけじゃなく行動して。現役選手を激励するためにも何とか成功したい」と強調した。
出場内定選手は山本昌(58)、谷繁元信(53)、今中慎二(53)、岩瀬仁紀(49)、川上憲伸(48)、福留孝介(47)、荒木雅博(46)らスターがズラリ。総数は60人程度を見込んでおり、侍ジャパン・井端弘和監督らとも交渉中だ。出場選手やイベント詳細は随時、特設WEBサイトで発表される。
監督、選手のコメントは以下のとおり。
◎総監督
▼法元英明
◎監督
▼権藤博 OB戦とはいえ、念願のドラゴンズの監督になれて光栄。谷沢監督が打者で出て来たら投げて勝負します。抑えます。
▼谷沢健一 権藤監督はどうなのか分かりませんが、私はプレーイングマネージャーとして出場する腹づもりです。
◎選手
▼小松辰雄 できたら150キロ投げたいんですけど。多分先発すると思うけど、福留に投げたい。メジャーでもやってますから。
▼山本昌 真剣勝負でやりますが、現役時代の姿はあまり期待せず、雰囲気や名前、ユニホームの着こなしなどを楽しんでほしい。
▼山崎武司 そりゃ、本塁打を打ちたい。小松さんには紅白戦、シート打撃の時は遊ばれたので、その恨みを晴らしたい。
▼谷繁元信 久しぶりにドラゴンズのユニホームに袖を通すことをうれしく思います。恥ずかしくないプレーをお目にかけたい。
▼今中慎二 ユニホームを着て野球するのは久しぶり。マウンドからちゃんと投げられるか心配ですね。
▼岩瀬仁紀 正直言って左肩に不安があるので、必死に調整します。最後を任されれば現役時代に近づける投球を見せたい。
▼川上憲伸 緊張するし、気合も入る。お客さんから歓声をもらえるような投球をして抑えてガッツポーズをしたいですね。
▼福留孝介 おそらくOBの中では若手の部類だと思うので、精一杯プレーしてファンの皆さんに喜んでいただきたい。
▼荒木雅博 走攻守でさすがだなと思っていただきたい。コツコツ打つタイプだと思われていますが、本塁打を狙います。