巨人3位転落 延長サヨナラ負けでマツダ4戦4敗 リチャード名刺代わり3年ぶり弾も空砲

2025年5月13日(火)22時20分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ 巨人4—5広島(2025年5月13日 マツダ)

 巨人は延長戦の末、広島に4月20日のヤクルト戦(神宮)以来今季2度目のサヨナラ負けを喫して2連敗。敵地マツダで4戦4敗となり、4月28日以来15日ぶりの3位に転落した。

 開幕戦から4戦未勝利だったエース戸郷が初回に自身3年ぶりの押し出し四球で先制点を献上するなど5回8安打4失点と精彩を欠き、8回にキャベッジの6号2ランで追いつくも、4—4で迎えた延長12回に8番手左腕・石川がモンテロにサヨナラ打を浴びた。

 勝利の可能性がなくなった12回の守り。この回からマウンドに上がった石川は先頭・末包に安打されて代走に羽月。犠打で1死二塁となり、小園の遊撃への打球を泉口がお手玉(記録は内野安打)してオールセーフの1死一、三塁になると、続くモンテロに初球を中前にサヨナラ打された。

 この日の先発マウンドに上がったのは2年連続で巨人の開幕投手を務めた戸郷。広島戦は4回途中まで10安打されて自己ワーストの10失点(自責9)でKOされた4月11日(東京D)以来今季2度目となった。

 だが、因縁の相手に初回いきなり1安打3四球と乱れて自身3年ぶり5度目の押し出しで先制点を献上すると、2回には2死から中村奨に4年ぶりの一発を左中間スタンドへ叩き込まれて2失点目。3回には苦手な小園に適時打を許して1点ずつながら初回から3イニング連続失点となった。

 打線は5回にソフトバンクから移籍加入して即スタメンとなったリチャードが移籍後2打席目にして2022年7月13日のオリックス戦(ペイペイD)以来3年ぶりとなる一発を放って1点返したが、戸郷がその裏に“巨人キラー”末包に被弾して1—4と再び3点差。戸郷は5回8安打4失点で降板となった。

 それでも6回に浅野の犠飛で1点返して2点差とし、8回にはキャベッジが6号2ランして戸郷の黒星は消滅。4—4で延長戦に突入していた。

 巨人の延長戦は今季6試合目。このサヨナラ負けで3勝2敗1分けとなっている。

スポーツニッポン

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