幼少期に“日本一”を獲っていた!? 23歳の飛ばし屋・新村駿は「一発優勝」狙う

2024年5月14日(火)17時50分 ALBA Net

23歳の新鋭・新村駿がツアー初優勝を狙う(撮影:ALBA)

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<関西オープン 事前情報◇14日◇名神八日市カントリー倶楽部(滋賀県)◇6869ヤード・パー70>

先週の国内男子ツアー「For The Players By The Players」で4位タイに入った23歳の新村駿が、その資格で今週から行われる「関西オープン」に出場する。QTランクは288位。下部ツアーが主戦場の新鋭が、今季自身2試合目となるレギュラーツアーで下克上を狙いに行く。


新村は今大会の予選会にも参加したが、本戦出場権は獲得できなかった。意気消沈していたところに、先週トップ10入りの資格で切符が舞い込んだ。「まさかトップ10の資格で…。復活ではないですけど、出られるようになった。一回ダメだった身なので、気持ちはチャレンジャーとして、全力で攻めて“一発優勝”を狙いたい。攻めのゴルフで頑張りたいと思います」。自力でつかみとったチャンスをモノにしたい。

ゴルフを始めたのは3歳から。陸上、サッカー、「バク転をしたいから」という理由で機械体操などのスポーツも経験している。ちなみに、『バク転はいまでもできるのか?』 とインタビューで聞かれると、「身長が止まると聞いたので」と最近は行っていないようだが、「やろうと思えばできると思います(笑)」と笑っていた。小さいころから運動神経が良かったという。

なかでも、「体を強くしたい」と始めた“極真空手”では、幼少期に「日本一になりました」とまさかの経歴を明かした。「強かったので(笑)。小学1〜2年生あたりに黒帯になりました。『黒になれば強いよ』って言われていたので、黒になることだけを単純に目指してやっていた」。一つの目標に対して、一直線に挑む気持ちは幼い頃から持っている。どんなスポーツでも日本一になるのは簡単ではない。強いメンタルと諦めない意思は、新村の強い武器と言えるだろう。

そんな新村の最大の魅力は、平均飛距離300ヤード越えのドライバーショットだ。今大会の舞台となる名神八日市CCの16番パー4(317ヤード)など、短めのホールは「ワンオンを狙っていく」予定。新鋭の飛ばし屋が、今季2度目のレギュラーツアーでギャラリーを沸かせる。(文・高木彩音)


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