女子プロの“スイング完成度”ランキング 第5位は3月に難コースで9打差圧勝劇を見せた人気選手

2025年5月14日(水)8時15分 ALBA Net

今年もハイレベルな戦いが繰り広げられる女子プロの世界。そんな女子プロの中で“完成度が高い”スイングをしているのは一体誰なのか? プロコーチの南秀樹が第5位に選出したのは、昨季から米国女子ツアーに主戦場を移した吉田優利。今季、国内で唯一参戦した「Vポイント×SMBCレディス」で9打差の圧勝劇を見せた25歳のスイングをどう評価したのか?




吉田優利プロは無理なくボールをつかまえていると思います。ナチュラルドローが持ち球ですね。ダウンスイングで、足でクラブを引っ張り下ろす、下半身リードの上手さは、ツアーナンバーワンと言ってもいいでしょう。

そのダウンスイングでは、動きにつまりがなく、上半身と下半身を分離させています。頭の上下動もほとんど見られず、軸がブレることもありません。上半身と下半身の時間差を作り飛距離につなげ、頭の位置をキープすることで安定感を出しています。

ドライバーからウェッジまで同じリズムで打っているのも、スイングの完成度が高い理由。雨や風、タフなコンディションの中で優勝を飾っており、ゴルフの上手さも感じられる選手です。

■吉田優利
よしだ・ゆうり/ 2000年生まれ、千葉県出身。国内ツアー通算4勝。23年にサロンパスカップでメジャー初優勝を達成。昨季から主戦場を米国女子ツアーに移し、2年目に挑む。エプソン所属。

■解説:南 秀樹
みなみ・ひでき/プロゴルファーである父の影響でゴルフを始め、高校卒業後にティーチングプロ資格を取得。クラブを使うことを主とする指導法が高い評価を得ている。幼少期から鈴木愛を指導するなど、ツアーで活躍する数多くのプロをサポートしている。(株)ボディスプラウト所属。



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